パリSGがクラブW杯8強入り!! メッシら元バルサ勢擁するインテル・マイアミを4-0粉砕

[6.29 クラブW杯決勝トーナメント1回戦 パリSG 4-0 インテル・マイアミ アトランタ] 【写真】C・ロナウドが14歳息子との“マッスル2ショット”「この親にしてこの子あり」  クラブワールドカップは29日、決勝トーナメント1回戦を行い、パリSG(フランス)がインテル・マイアミ(アメリカ)を4-0で破った。欧州王者が前半だけで全得点を叩き出すゴールラッシュを披露。準々決勝は7月5日、同じアトランタでフラメンゴ対バイエルンの勝者と対戦する。  開催国代表インテル・マイアミのFWリオネル・メッシが古巣と戦うことで大きな注目を集めた一戦。インテル・マイアミは監督にハビエル・マスチェラーノ氏、選手にもFWルイス・スアレス、MFセルヒオ ・ブスケツ、DFジョルディ・アルバとバルセロナ黄金期の選手たちが並ぶなか、パリSGも元バルセロナのルイス・エンリケ監督が率いており、懐かしい再会が見られた。  そんな試合はパリSGが圧倒した。まずは前半6分、敵陣左サイドでのFKをMFビティーニャがファーサイドに鋭い配球すると、オフサイドギリギリで飛び込んだMFジョアン・ネベスがダイビングヘッド。豪快に叩き込み、1-0とした。その後はパリSGが終始押し込みながらもスコアが動かなかったが、相手のカウンターはDFヌーノ・メンデスやDFウィリアム・パチョがことごとく防いだ。  すると前半39分、パリSGは高い位置からプレッシングをかけると、MFファビアン・ルイスがボールを奪取。鋭いショートカウンターからF・ルイスとFWブラッドリー・バルコラがパスを繋いでペナルティエリア右を侵攻すると、ラストパスからJ・ネベスが押し込み、2-0とした。  なおも止まらないパリSGは前半44分、ハキミのスルーパスに抜け出したFWデジレ・ドゥエが右サイドからクロスを送ると、これがDFトマス・アビルスのオウンゴールを誘って3点目。また同アディショナルタイム3分、ビティーニャの浮き球パスからバルコラがペナルティエリア右を攻めると、折り返しのパスからハキミが決め、前半のうちに4-0とした。  前半のパリSGのボール支配率は64%。インテル・マイアミも31%と一定のボール保持は見せていたものの、シュート数では10対0と一方的な内容でハーフタイムを迎えた。  インテル・マイアミは後半4分、左サイドを突破したJ・アルバのクロスをメッシが受けると、相手の時間を止めるようなワンタッチのラストパス。これにスアレスが抜け出したが、トラップが収まらずにシュートを打てなかった。さらに同7分には左サイド攻撃からメッシがファーストシュートを放つも、パリSG守備陣が冷静にブロックした。  一方のパリSGは流し気味の後半立ち上がりとなった。後半開始時、グループリーグ初戦でイエローカードを受けていたため出場停止のリスクがあるF・ルイスとDFマルキーニョスを下げ、MFウォーレン・ザイール・エメリとDFルーカス・ベラルドを投入。また同16分にもJ・ネベスを下げて、負傷明けで今大会初出場のFWウスマン・デンベレを起用し、次の試合に向けた準備に入っていた。  その後はインテル・マイアミがメッシとスアレスを中心に攻撃を展開し、着実にシュートの本数を重ねると、後半35分にはJ・アルバのクロスからメッシがヘディングで狙うが、これはGKジャンルイジ・ドンナルンマがファインセーブ。同43分、ゴール正面からのメッシのFKも壁に阻まれた。  そのままスコアは動かずタイムアップ。パリSGが盤石の強さでベスト8入りを決めた。

ゲキサカ
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