最強カットマン・橋本帆乃香 世界2位・王曼昱との死闘の末に敗れる。日本勢は8強で終戦【卓球 ヨーロッパスマッシュ】

橋本帆乃香 PHOTO：World Table Tennis

＜2025年8月14日（木）～24日（日）ヨーロッパスマッシュ＠スウェーデン・マルメ＞

【LIVE配信】『ヨーロッパスマッシュ スウェーデン2025』8月14日（木）-24日（日）開催！結果速報・トーナメント表

8月22日、女子シングルス準々決勝で橋本帆乃香（27=デンソーポラリス／世界ランク11位）が王曼昱（26=中国／同2位）にゲームカウント2-4で敗れた。

3回戦でも王芸迪を破り、中国選手を次々となぎ倒す橋本帆乃香。世界卓球2021覇者の王曼昱には唯一の対戦の2018年中国オープンで敗れているが、7年越しのリベンジを狙った。

相手の攻撃を守備でしのぐカットマンの橋本に対し、王曼昱にミドルを攻められ第1ゲームを10-12で奪われるが、次は前後の揺さぶりに耐えてカットの変化で2ゲーム目を返す。

第3ゲームは再び着実にミドルを攻められて7-11で落とすも、次はチャンスボールを強打で反撃した橋本が11-8で奪う。

だがここからが元女王。第5ゲームは隙の無いカット打ちでいきなり4点連取され、そのビハインドを詰め切れず7-11で落とす。

6ゲーム目も王曼昱に3-6とリードを許し、橋本はバックストレート攻撃で4点連取し逆転するが、最後もミドルを厳しく攻められ、1時間16分の死闘の末に9-11で落として敗れた。

これで日本勢のシングルスで最後まで残っていた橋本が敗れ、伊藤美誠（スターツ）、大藤沙月（ミキハウス）と並ぶベスト8が最高成績となった。

なお張本美和（木下グループ）／大藤沙月が女子ダブルスで唯一勝ち残り、決勝で孫穎莎／王曼昱（中国）と対戦する。

＜ヨーロッパスマッシュ 女子シングルス準々決勝＞ 橋本帆乃香 2-4 王曼昱（中国）

10-12/11-7/7-11/11-8/7-11/9-11

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