【直前インフォメーション】J1-15[H] 横浜FC戦のポイント(25.5.6)
選手のフィジカル面を管理する能城裕哉コンディショニングコーチ。
J1第15節、14位の東京ヴェルディ(勝点17/4勝5分5敗 得失点-5)は、19位の横浜FC(勝点12/3勝3分7敗 得失点-5)と16時から味の素スタジアムで対戦する。4連戦のラスト、コンディション面の苦しさ、アクシデント続発のピンチを乗り越えられるか。
■高いスプリント率を示す3選手
現代サッカーは、GPSトラッカーの普及により選手のパフォーマンスの「見える化」がぐんぐん進んでいる。先日、城福浩監督は次のプレーへの準備の重要性を説く際、その一部を例に挙げてこう話した。
「GPSのデータでは、走行距離のうちスプリント率とウォーキング率のパーセンテージが出るんですね。あくまで参考資料として捉えていますが、その数字に関してはまったく満足してないです。準備がもっと早ければ、あれほどウォーキング率が高くならず、スプリントの割合が多くなるはずなんですよ。歩いている時間が長いのはわれわれらしくない」
試合で多くのスプリントを繰り出している選手は、何人か思い浮かぶ。どの程度の割合ならスプリント率が高いとされるのか。当然、ポジションによって求められる数値が異なり、僕には基準がわからなかった。
そこで、能城裕哉コンディショニングコーチに解説を求めた。
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