東京Vが“6ポイントゲーム”を制して残留に前進!湘南は泥沼7連敗、勝ちなし記録もクラブワーストに迫る
[10.3 J1第33節 湘南0-1東京V レモンS]
東京ヴェルディが敵地で湘南ベルマーレを1-0で下した。東京Vは3試合ぶりの勝利で勝ち点39、残留に向けた大きな勝ち点3を積み上げた。一方の湘南はリーグ7連敗。残留ラインがまた遠のいた。
決勝点となるこの試合唯一の得点が生まれたのは後半10分だった。東京Vはエリア内でキープしたFW染野唯月の左クロスから混戦の中でMF森田晃樹が放ったシュートはGK真田幸太に防がれたが、こぼれ球を拾ったMF松橋優安のクロスを染野がヘディングで押し込む。これがカバーに入った相手DFも防ぎきれないコースに飛んでゴールネットを揺らした。
試合後のインタビューに答えた染野は「こういう試合で勝つことがとても大事。今日、勝ち切れてよかった」と、“6ポイントゲーム”の勝利に安どの表情をみせると、「この試合にかける思いは全員分かっていると思う。こういう試合に何が何でも勝って勝ち点を積み重ねていければいい。厳しい戦いが続くと思うけど、勝って残留を決めたい」とより気を引き締めた。 対する湘南は泥沼を抜け出せず。終盤の猛攻も及ばず、2試合連続の0-1敗戦になった。勝ちなしは17戦に伸び、2010年に記録したクラブワースト記録の21試合も近づいてきてしまった。3チームが自動降格となる今季。残り5試合をあきらめず戦うことで、奇跡を信じる。●2025シーズンJリーグ特集▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中