ウクライナ東部で幼児含む3人死亡、ロシアがミサイル・無人機攻撃

ウクライナ当局は18日、第2の都市である東部ハルキウの住宅地にロシアの攻撃があり、幼児を含む3人が死亡、17人が負傷したと明らかにした(2025年 ロイター/Vitalii Hnidyi)

[ハルキウ(ウクライナ) 18日 ロイター] - ウクライナ当局は18日、第2の都市である東部ハルキウの住宅地にロシアの攻撃があり、幼児を含む7人が死亡、20人が負傷したと明らかにした。

ハルキウ州のシネフボウ知事は、前日夜から未明にかけての弾道ミサイルや無人機(ドローン)による攻撃で2歳の男児が死亡したと、テレグラムに投稿した。負傷者には6─17歳の子ども6人が含まれているという。

ロシアの弾道ミサイルにより、ハルキウ市内の複数の建物も被害を受けたと述べた。当局者によると、一部の住民が自宅からの避難を余儀なくされた。

ウクライナのシビハ外相はXで「ロシアは殺人戦争機械であり、ウクライナが押しとどめている。大西洋を越えた結束と圧力によって阻止しなければならない」と訴えた。和平への取り組みが進められているにもかかわらず、ロシアは民間人を殺害し続けていると非難した。

ウクライナ空軍はロシアが今回の攻撃でミサイル4発と無人機140機を発射したと発表した。一夜での無人機発射数としては4日以降で最多だった。

このほか、黒海沿岸のオデーサ州では攻撃により燃料・エネルギー施設で大規模な火災が発生した。また、当局によると、ロシアと国境を接する北東部スムイ州でも攻撃があり、少なくとも12軒の家屋と教育施設が損害を受け、2人が負傷したという。

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Anastasiia Malenko is a journalist covering breaking news in Ukraine. She writes about key political and economic developments in daily stories about the war. In her feature reporting, Anastasiia focuses on how the war reshapes the Ukrainian society. She also examines military strategies and developments through battlefield analysis.

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