「過去の常識は通用しない」千葉と韓国の豪雨、専門家が指摘する“亜熱帯化”という共通の背景(2026年8月20日掲載)|日テレNEWS NNN

千葉の豪雨の2日後には隣の韓国でも集中豪雨が発生し、深刻な事態となっています。

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千葉での豪雨から2日後の15日からは、韓国でも集中豪雨が続き、韓国メディアは「200年に一度の怪物級の豪雨」と伝えています。韓国南東部・慶尚南道の巨済市で撮影された映像では、道路にあふれ出した水が川のような濁流となり、車が押し流されました。崩れた土砂がアパートを直撃して1人が死亡したほか、4人がケガをしたということです。

なぜ、日本の千葉と韓国の南東部で同じ時期にこれほどの雨が相次いだのでしょうか。発生したメカニズムが同じというわけではありませんが、気象学に詳しい三重大学大学院の立花義裕教授は、地球温暖化などの影響でこの地域全体の気候がこれまでとは変わってきていて、日本や韓国が「亜熱帯化」していることの象徴的な現象だと指摘しています。

つまり、「亜熱帯」で見られるような、短時間で局地的に記録的な豪雨となった点が共通しているということです。

気象衛星が観測した画像を補間した映像を見ると、千葉県で豪雨となった13日、赤丸で囲った部分で雲が急速に発達して同じところにとどまっているのがわかります。

また、韓国で豪雨があった15日の映像でも韓国の南東部で大きな雲が停滞し、大雨が降り続いていました。

どちらも短時間で局地的に豪雨となりました。千葉県では、たった半日で平年の8月1か月分のおよそ3倍の雨が降りました。また、韓国の巨済市では15日からの3日間でひと夏分の雨が降ったということです。立花教授はこうした局地的な豪雨について、次のように注意を呼びかけています。三重大学大学院 立花義裕教授「こうした現象は今後も起こり得るし、日本のどの場所でも起こり得る。 過去の常識は通用しなくなっているので異常気象に対する初動を早めるために 日頃から気象という現象に興味を持って天気予報などを確認するようにしてほしい」

(8月19日放送『news zero』より)

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