「私の夫と結婚して」佐藤健に沼る人続出!「キスシーンの破壊力」「本領発揮」|シネマトゥデイ
現在、Prime Video の日本トップ10で1位を独走中の Amazon Original ドラマ「私の夫と結婚して」(毎週金曜2話ずつ配信中)で小芝風花と共にダブル主演を務める佐藤健。社会現象になったドラマ「恋はつづくよどこまでも」(2020)をはじめ数々のラブストーリーで世を魅了してきた佐藤だが、本作では御曹司で寡黙&クールな鈴木部長がはまり役となり、沼る視聴者が続出。18日に配信されたばかりの7話では満を持しての見せ場があり、ネットでは歓喜の悲鳴で盛り上がっている(※ネタバレあり、8話までの内容に触れています)。
韓国で漫画化、ドラマ化もされたNAVERウェブ小説を、日韓共同プロジェクトとしてドラマ化する本作は、親友(白石聖)と夫(横山裕)に裏切られた挙げ句殺害された主人公・美紗(小芝)が10年前にタイムリープし、親友と夫を破滅させようとリベンジを図るストーリー。監督は、佐藤がかねてから憧れていたという「ザ・グローリー ~輝かしき復讐」(2022)などのアン・ギルホ。脚本をドラマ「凪のお暇」(2019)、映画『九十歳。何がめでたい』(2024)などの大島里美が務めた。
ADVERTISEMENT~以下、第8話までのネタバレを含みます~
佐藤演じる鈴木亘は、主人公・神戸美紗の一度目の人生ではまったく接点がなかったにもかかわらず、二度目の人生で積極的に介入するミステリアスな人物。美紗がクズ夫の友也を親友の麗奈に押し付け結婚させるというミッションに奔走するなか、美紗が傷ついたり危機に陥るたびに亘が神出鬼没に現れ、救う。始めは、そんな彼の思惑がわからず“クズホイホイ”の自分にまともな男が寄ってくるはずがないと警戒していた美紗だが、いつしか亘に心を開くように。
5話ではバーで酔いつぶれる美紗をよそに、「『君の名は。』も『ラ・ラ・ランド』も一緒に観に行きましょう」「緊急事態宣言が出たら会えなくなるけどリモートで話しましょう」「2021年の無観客のオリンピックは、金をとりまくったスケボーを家で応援しましょう」と美紗と過ごしたい未来を優しく語り掛ける名シーンがあった。連続テレビ小説「半分、青い。」(2018)の萩尾律、「恋はつづくよどこまでも」(2020)のドSな天才医師・天堂浬、「First Love 初恋」(2022)の並木晴道などラブストーリー(あるいはラブ要素のある作品)で魅惑のキャラクターを好演してきた佐藤だが、「私の夫~」では品がよくジェントルマンなうえに知的で頼れる御曹司という“ミスター・パーフェクト”がドはまり。
ADVERTISEMENT一方で恋愛面はとことん不器用というギャップもポイントで、配信が始まるとSNSでは「佐藤健にキュンキュンするー」「佐藤健くんの鈴木部長が好きすぎる」「かっこよすぎてドキドキ止まらん」「スーツ佐藤健がすごい」「眼福すぎる」「ツボ過ぎてしぬ」「定期的に沼らせてくる」「健くんの好き好き演技に脱帽」ととりこになる視聴者が続出。「佐藤健史上一番かっこいい」との声も上がっているが、7話以降、人気の勢いがさらに増すことに。
7話では、ついに麗奈と友也を結婚させる美紗のミッションが叶ったことから、タガが外れたように亘との仲が急接近。なかでも注目を浴びているのが、終盤の長いキスシーン。これまで距離を縮めながらもなかなか一線を越えようとしない二人にしびれを切らす声も上がっていた中、ついにキス! クリスマスシーズンとあってシチュエーションの効果もあり、視聴者は「芸術的なキス」「キスシーンの破壊力やばっ」「キスシーン綺麗だな~」「キュンキュンしました」「横顔が最高に綺麗でかっこいい」「佐藤健が本領発揮し過ぎてる」と大興奮。その前には亘が大切に飼っていた亀にまつわる“秘密”が明かされる感動的な場面もあったため、史上最高の盛り上がりに。
しかし、続く第8話では美紗の計画が麗奈に知られることとなり、これまで美紗まっしぐらだった亘が突如、衝撃的な言葉を放ち、不穏なムードに……。最終話の9・10話は25日に配信される。(石川友里恵)
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映画『ミッドサマー』など現代ホラーの名手として知られるアリ・アスター監督が、マーベル映画『モービウス』(2021)の監督のオファーを受けるも断っていたことをポッドキャスト番組「Mixed Signals from Semafor Media」に出演して明かした。
アリ・アスターが監督していたらどうなった…?『モービウス』フォトギャラリー
『モービウス』は、ソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン』ユニバースに属する映画。コウモリの血清を投与したことで肉体や能力が激しく変化し、吸血鬼のように血を欲するようになった科学者マイケル・モービウス(ジャレッド・レトー)の姿を描いた、ダニエル・エスピノーサ監督作だ。批評的にも興行的にも失敗してしまい、その後の『マダム・ウェブ』『クレイヴン・ザ・ハンター』も撃沈したことから、ソニーの『スパイダーマン』ユニバースは一旦終了状態となっている。
ADVERTISEMENTマーベル映画の監督をオファーされたことがあるといううわさの真相について聞かれたアスター監督は、「ええ、一度」と回答。タイトルを聞かれると、「どうでしょう、言わない方がいい気がするんですが……」と逡巡するも、それが『モービウス』だったことを明かした。その際、アスター監督は「モ、モビウス? モービウス?」とキャラクター名もよくわかっておらず、そもそもあまり興味はなかったよう。「大コケしたのですが、あなたが監督していたらきっと素晴らしいものになったでしょう」と言われたアスター監督は、「きっと僕の(失敗作)リストに加えることができたでしょう」と笑顔で応じた。
アスター監督の新作は、現代の西部劇にしてブラックコメディーの『エディントン(原題) / Eddington』。『ボーはおそれている』でも組んだホアキン・フェニックスに加え、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のペドロ・パスカル『哀れなるものたち』のエマ・ストーン、『デューン 砂の惑星PART2』のオースティン・バトラーら出演で、今週末に米公開を迎えた。(編集部・市川遥)
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横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の8月3日放送予定・第29回より登場するキャスト3名の扮装ビジュアルが公開された。公開されたのは、松平定信役の井上祐貴、きよ役の藤間爽子、長七役の甲斐翔真。藤間と甲斐は本作が大河ドラマ初出演となる。
松平定信は、財政難と風紀の乱れに直面する幕府の再建を託され、十一代将軍・徳川家斉(城桧吏)の下で老中首座に就任。田沼意次(渡辺謙)の華やかな商業重視政策とは対照的に、倹約の徹底、農村復興、風紀の粛正、朱子学の奨励など「寛政の改革」を断行。町人文化にも厳しく、洒落本や黄表紙の出版統制を強化することで蔦重(横浜流星)の出版活動にも大きな影響を及ぼす。少年期(田安賢丸)を寺田心が演じた。成長した定信を演じるのは、特撮シリーズ「ウルトラマンタイガ」や連続テレビ小説「虎に翼」(2024)、ドラマ「地獄の果てまで連れていく」(2025)などで知られる井上祐貴。大河ドラマへの出演は「どうする家康」(2023※ 本多正純役)以来、2度目。
ADVERTISEMENTきよは、とある場所で喜多川歌麿(染谷将太)と出会い、妻となる女性。歌麿の画風にも、大きな影響を与える存在となる。やがて、激動の時代の中で、二人の運命も変化していく。演じる藤間は女優で日本舞踏家。映像作品では2022年放送の日曜劇場「マイファミリー」で広く知られるようになり、近年は主演ドラマ「つづ井さん」、映画『九十歳。何がめでたい』『アイミタガイ』(いずれも2024)など。現在、NHKドラマ「ひとりでしにたい」が放送中。
長七(ちょうしち)は、度重なる天災や、その影響による米不足で混乱する江戸市中で、生活に困窮する市民のリーダー格の一人として、新之助(井之脇海)と共に世の流れに立ち向かう男。短気でケンカっ早いが、理不尽を見過ごせないまっすぐさを持つ。演じる甲斐は、「デスノート THE MUSICAL」「ロミオ&ジュリエット」など数々の舞台で主演。映像作品では、特撮シリーズ「仮面ライダーエグゼイド」(パラド/仮面ライダーパラドクス役)やドラマ「花にけだもの」シリーズ、「いつか、眠りにつく日」(2019)などに出演。2021年に濱口竜介監督『偶然と想像』が第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した。
なお、「べらぼう」公式HPではこれまでとこれからの展開をまとめた5分PR動画を公開中。(石川友里恵)
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