船木誠勝、黒潮TOKYOジャパンに敗れ「右肩脱臼」救急搬送…平井丈雅代表が経過報告「行きつけの整形外科でMRIを撮る予定です」…9・11後楽園全成績(スポーツ報知)
◆初代タイガーマスク「ストロングスタイルプロレスVol.36 ーTHE 20th ANNIVERSARYー“過激な仕掛人”新間寿は終わらない!」(11日、後楽園ホール)観衆1388 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は11日、後楽園ホール大会を開催した。 メインイベントのレジェンド選手権で王者・船木誠勝が黒潮TOKYOジャパンと2度目の防衛戦を行った。 試合は強烈な張り手で船木が圧倒的に支配したが場外へ転落し黒潮のノータッチトペコンヒーローを被弾すると仰向けになったまま動けなくなる非常事態が発生した。 本部席からドクターが駆けつけ救急診断。セコンド、平井丈雅代表らも船木の下に集結し騒然とする中、3分58秒、レフェリーが試合をストップし黒潮が王座を奪取した。 マイクを持った黒潮はアクシデントでのベルト獲得に困惑。何とか立ち上がった船木はリング下から「帰ってくるから」と告げると「アクシデントで脱臼しちゃいまして肩が外れています」と右肩が脱臼したことを明かし病院で正式な診察を受けることを観客に伝えた。 大会後、船木は都内の病院へ救急車で搬送された。SSPWの平井代表は「病院レントゲンの結果、肩の外れは治りました」と明かし「ただ、もっと細かいケガの有無」については、船木が住む大阪市内の「行きつけの整形外科でMRIを撮る予定になりました」と再検査することを発表した。 船木は今月21日に大阪・梅田スカイビル ステラホールでデビュー40周年記念大会「闘宝伝承2025甦ったサムライ 船木誠勝デビュー40周年記念大会」を開催する。記念大会の目前での負傷で影響が心配される。 ◆9・11後楽園全成績 ▼メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負 ○挑戦者・黒潮TOKYOジャパン(3分58秒 肩の負傷による→レフェリーストップ)王者・船木誠勝● ▼ダブルメインイベント 6人タッグマッチ スターライト・キッド、○ジャガー横田、藪下めぐみ(15分01秒 フィッシャーマンズバスター→体固め)世羅りさ、柊くるみ、夏実もち● ▼タッグマッチ 30分1本勝負 ○スーパー・タイガー、竹田誠志(スクールボーイ)村上和成●、川村亮 【注】公式記録に試合時間の表記なし ▼6人タッグマッチ 30分1本勝負 ○間下隼人、関根“シュレック”秀樹、洞口義浩(13分52秒 FSR on the 有刺鉄線ボード)大仁田厚、雷神矢口、リッキー・フジ● ▼タッグマッチ 30分1本勝負 Sareee、○彩羽匠(13分46秒 ランニングスリー→エビ固め)NORI、光芽ミリア● ▼タッグマッチ 日高郁人、○阿部史典(9分55秒 ハムロール)タイガーマスク、SUGI● ▼タッグマッチ 20分1本勝負 本間多恵、○MIRAI(9分43秒 逆エビ固め)櫻井裕子、叶ミク●
報知新聞社