17.5万円の新型iPhoneが「5万円以内」で手に入る…プロが機種変で重宝する「アップルギフトカード」という裏ワザ(プレジデントオンライン)
■1年前の型なら買取価格も高額、買って売るを繰り返す ただ、最新モデルを買うならこのぐらいのアップデートはある意味当たり前。自動車業界では、「最新のポルシェが最良のポルシェ」という言葉がありますが、iPhoneにもそれが当てはまると言えるでしょう。「最新のiPhoneが最良のiPhone」だというわけです。とは言え、価格が価格なだけに、最良といっても毎年買い替えるわけにはいかないと思う向きもあるでしょう。 筆者も、毎年17万4800円がそのままかかってしまうのであれば、機種変更のサイクルは数年おきになっているかもしれません。それでも買い替えができているのは、使い終わったiPhoneを売却しているからです。iPhoneは、スマホの中でも特に「リセールバリュー」が高いため、こうしたことが可能になります。 リセールバリューとは、売却時の価値を意味する言葉。中古市場でも人気の高いiPhoneは、他のスマホと比べても特に高い買取価格を維持する傾向があります。筆者が買い替える際に売却したiPhone 15 Proであれば、現時点で256GBが約10万円から11万円程度の買取価格をつけている中古店が多数存在します。 ■Apple Gift Cardを使えば新型が「5万円以下」に 多少の傷があると査定で減額の対象になってしまうものの、画面がバキバキに割れているというのでなければ、その幅も小さくなります。満額査定の11万円で買い取られた場合は、差し引きすると6万4800円になります。売却で得たお金を原資の一部にしてiPhone 16 Proを買うことが可能ということです。17万円超えと聞くと、購入をためらわれるかもしれませんが、6万円台なら買いやすいと感じられるのではないでしょうか。 筆者は、これにApple Gift Cardを組み合わせてiPhoneを購入しています。Apple Gift Cardとは、Apple Storeで利用できるチャージ型のギフトカード。楽天市場やコンビニエンスストア各社で販売されています。通常だと額面通りの金額を支払わなければなりませんが、楽天市場であれば、常時ポイント還元の対象になっています。コンビニ各社でも、電子マネーやポイントで10%程度の還元を行っていることがあります。 6万円程度の支払いであれば、6000円の還元が受けられるというわけです。15万円ぶんをApple Gift Cardで、10%還元を受けられれば1万5000円相当に。iPhoneの売却代にこのポイント還元分を含めると、最新のiPhoneが5万円を下回る計算になります。ただし、一度に購入できるApple Gift Cardはおおむね5万円まで。そのため、筆者は3カ月に分けて購入しています。 また、先にApple Gift Cardを購入しなければならないため、持ち出しは発生します。最終的に差し引きして5万円を下回っても、一時的に15万円の支払いが必要になる点には注意が必要です。iPhoneの買取価格も査定に左右されてしまうので、必ずこの金額で購入できるというわけではないことも念頭に置いておくようにしましょう。