LiDARで検知してレーザー照射。1秒間で30匹をやっつける蚊取り器
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岡本玄介 ( GIZMODOライター )2026年7月11日の記事を編集して再掲載しています。
LiDAR搭載ってEVみたい。
そろそろ本格的な夏が到来しますが、あの憎き「蚊」をチラホラ見かけるようになりましたね。
30度以上の猛暑だと飛び回りませんが、日が暮れだすと活発に。家の中に侵入したら、どこにいるのか見つけにくいので刺され放題。イライラがMAXです。
対蚊用デバイス
以前から蚊を検知して知らせるデバイスはありましたが、今度は見つけ次第レーザーで仕留める最強の蚊取りデバイス「Photon matrix」が誕生しました。
Video: Photon matrix / YouTube
検知するだけの「Bzigo」は、カメラで見つけた蚊をアルゴリズムで分析していました。今回のPhoton matrixは、EV車にも使われるLiDAR(ライダー)技術で蚊を見つけるのが大きな違いです。
まるで『スター・ウォーズ』の世界
6mの範囲内で毎秒5万回のスキャンが行われ、0.003秒で蚊までの距離・蚊の大きさ・角度を演算しレーザー照射! SF映画のレーザー・ブラスターみたいですが、なんと1秒間に30匹の蚊を葬ることが可能です。
壁や柱に設置もでき、回転式台座にモバイルバッテリーを繋げば平置きでアウトドアにもバッチリ。ターゲットは2〜20mmの羽虫全般で、それ以上の大きく動く物体にはレーザーを照射しないのと、化学薬品ナシで人間もペットも安全です。
Image: PHOTON MATRIXLiDARって何だー?
正式名称は「Light Detection And Ranging」で、技術の誕生は1960年代。レーザー光が障害物に当たって跳ね返ってくるまでの時間を計測することで、遠くにあるものまでの距離を測るリモートセンシング技術です。
かつてはアポロ15号のミッションで月面をマッピングしたり、月と地球との距離を計った歴史ある技術で、今でも航空機や自動運転車、近年ではiPhoneにも搭載されています。
蚊取りランタンは待つだけ
我が家には蚊取りランタンがありますが、蚊が自発的に飛び込まないんで、もっと能動的にやっつけてくれるデバイスがあると良いのになと思っていたんですよね。蚊に刺されなければ伝染病にもかかりませんし、ヤられる前にヤっちまいたいものです。
クラファンで出資可能
Photon matrixは現在、クラウドファンディングで出資金を募っています。頓挫や延期の可能性もあるので、もし出資する際はご注意ください。
Source: YouTube, INDIEGOGO, PHOTON MATRIX via INTERESTING ENGINEERINGReference: FUMAKILLA, 厚生労働省