【エプソムC】(東京)実績馬セイウンハーデス復活のレコードV|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
東京11Rの第42回エプソムカップ(4歳以上GIII・芝1800m)は6番人気セイウンハーデス(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分43秒9(稍重)。1馬身3/4差の2着に1番人気ドゥラドーレス、さらに1馬身半差の3着に10番人気トーセンリョウが入った。
セイウンハーデスは栗東・橋口慎介厩舎の6歳牡馬で、父シルバーステート、母ハイノリッジ(母の父マンハッタンカフェ)。通算成績は14戦5勝。
レース後のコメント 1着 セイウンハーデス(幸英明騎手)
「強かったです。早く抜け出して心配になりました。一年以上の休養があったりして、力はある馬なのですが順調にいかないところがありました。今日は本当に力を見せてくれました。厩舎の方でしっかり仕上げていただき仕上がりは良かったです。一年以上休んでから成績が出ていなくて、どうかなと思っていましたが、しっかり走ってくれて、思った以上に強かったです」
(橋口慎介調教師) 「今日もそうですが、最近は他の馬を気にすることなく集中して走れています。ここ2戦は体も太目残りだったと思いますが、今日が一番良かったです。厩舎に帰ってきてから体重が絞れていたので、調整がしやすかったです。ペースが速かったですが、良いところにいるなと思って見ていました。今後はまず脚元を見て、それから決めたいと思います」
2着 ドゥラドーレス(C.ルメール騎手) 「スタートが遅く、後ろの位置になりました。こういう馬場でもずっといい感じで、直線もだんだん加速してくれました。良い脚を使ってくれましたが、レコードタイムでしたし、勝った馬が強かったです」
(宮田敬介調教師) 「チャンスがあるなと思っていたので、勝てなかったのは残念でした。スタートは遅れましたが、切り替えて、ペースが流れたのもあって流れに乗ってくれました。難しいポジションから外に持ち出すという騎乗で、ジョッキーのエスコートに応えて、よく伸びてくれました。良いフィニッシュでしたが、勝った馬が強かったです。届かなかったのは残念ですが、今後につながる内容だったと思います」
3着 トーセンリョウ(団野大成騎手) 「1800mの重賞でしたし、位置を取りたいと思っていましたが、馬のリズムであの位置からになりました。最後は良い脚を使っていますし、能力を再認識できました。凄く馬が良くなってきていますし、これからも楽しみです」
4着 クルゼイロドスル(横山武史騎手) 「先生とも話をして、ポジションを取る競馬をしようと思っていました。スタートがそれほど速いほうではないですし、凄く良い位置だったかと言われるとわかりませんが、折り合いは大丈夫でしたし、終いまで頑張ってくれました。どこかで重賞を勝てるチャンスがあると思います」
5着 コントラポスト(田辺裕信騎手) 「流れに乗って丁度いいかなと思いましたが、周りも強かったですね。今日はゲートの態勢が良くて、スタートが凄く良かったです。この感じで安定すれば、レースもしやすくなると思います」
6着 ダノンエアズロック(D.レーン騎手) 「良いスタートを切れましたが、外枠だったのでポジションを取るまでにちょっと脚を使いました。そこからはリズム良くスムーズでした。直線も反応しましたが、最後まで脚が持ちませんでした。展開はスムーズでしたがペースが速く、そのせいで最後の脚がなくなってしまったかもしれません」
9着 デビットバローズ(岩田望来騎手) 「ペースが速かったですし、状態も前走に比べるともうひとつだったでしょうか...。ただ、このクラスでもやれる馬です。大きいところを獲らせてあげたいです」
13着 シュトラウス(北村宏司騎手) 「メンバーや並び、与えられた枠のなかで出来る限り、馬のリズムを保って行こうとしました。ただ、隣の馬と(距離が)近かった事で、ペース以上に力んでいました。息を入れながらという意味では、この前よりも難しかったです。まだやれる事はあると思うので、考えて取り組んでいきたいです」