ルーキー吉田鈴が今季2度目のスロープレー裁定で罰金10万円 適用は櫻井心那に続き今季2人目

ルーキーの吉田鈴が第1ラウンドで、スロープレー(バッドタイム)により10万円の罰金が科された。

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日◇19日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)◇6600ヤード・パー72>

第1ラウンドで、ルーキーの吉田鈴にスロープレー(バッドタイム)による10万円の罰金が科された。

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日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、吉田が後半17番パー4の3打目(ファーストパット)に100秒を要したと説明。『2025 JLPGAプレーのペースに関する規則』では、「各ストロークに許容される時間は40秒以内とし、タイムオーバーしたときバッドタイムとなる」とある。そこには「許容される時間」に関する規定もあるが(※1)、吉田は今回が2回目のバッドタイムだったため『罰則規定』により「10万円の罰金」(※2)という裁定がくだされた。バッドタイム回数2回以上で罰金が科されるのは、3回の櫻井心那に続き、今季2人目。櫻井は6月の「宮里藍 サントリーレディス」第1、2ラウンド(R)と、7月の「資生堂・JAL レディス」最終Rで適用されている。なお、JLPGAツアーで個人イエローカード及びバッドタイム対象者に罰金を課すようになったのは2024年からで、同年の罰金対象者は2人だった。吉田は5バーディ・2ボギーの「69」で初日をプレー。3アンダーの10位タイと好発進している。(※1)『2025 JLPGAプレーのペースに関する規則』4.計測:各ストロークに許容される時間は、40秒以内とし、タイムオーバーしたときバッドタイムとなる。ただし、以下の地点から最初にストロークするプレーヤーに対して許容される時間は50秒以内とする。・ティーイングエリアから・セカンド地点から・サード地点から・アプローチあるいはチップショット(グリーン周辺)から・パッティンググリーン上から(※2)JLPGAトーナメント規則規定にかかわらず、JLPGA競技委員会が別途定める「プレーのペースに関する規則」に基づき、個人イエローカードが提示された者、及びバッドタイムとなった者は、1シーズンの個人イエローカードおよびバッドタイムの累積違反回数に応じて、以下に従い、罰則が科せられるものとする。■累積違反罰(JLPGAツアーのみ抜粋、シーズン終了後に累積はゼロになる)個人イエローカードおよびバッドタイムの累積違反回数1回目:注意2回目:罰金10万円3回目:罰金20万円4回目:罰金50万円5回目:罰金50万円及びJLPGAが別途定める講習会への参加義務

6回目以降:罰金50万円

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