この視点で撮りたかった。耳に掛けるだけで撮影できるMusicCam
工作や料理で手元の撮影も重宝しそう。
GoProをはじめスポーツやアウトドアのアクティヴィティに、今はアクションカメラでの撮影がスタンダード。ユーザーの目線でダイナミックが映像が撮影でき、後から追体験ができるのが魅力です。
ただ、アクションカメラは身体のどこかに装着するため、何かの拍子に手がぶつかったり重さが煩わしく思うことも…。ちょっとした存在感も質量もありますからね。
ふたつのデバイスをフュージョン
新製品の「MusicCam」は、ワイヤレス骨伝導イヤホンとアクションカメラのハイブリッド。首の後ろから両耳に掛けて、右側のカメラを横に倒してタップで撮影開始です。
Video: Best Crowdfunding Projects / YouTubeニコイチのデバイスなのに、たったの50gという軽さで存在を忘れそうです。画質は2KのHDで、デュアルマイクはノイズ軽減設計。動画は2時間以上の連続撮影、音楽だけなら15時間の連続再生という長寿命。20m防水で水中撮影も手ぶらで行なえます。
優秀なのが、6軸防振レンズでガタガタ道の揺れまくり映像も補正する点。後から見返して見にくかったり、映像で酔って気持ち悪くなることもありません。
Video: Gadget Flow / YouTubeスマホと連携もAIに質問も翻訳まで
動画に限らず、静止画撮影や音声録音も可能。スマホ用アプリとも連携し、それらの選択や音声アシスタント、タッチ操作の設定なども行なえるスマートっぷり。撮影作品をアルバムに保存したり、SNSで共有するのもサクっとできちゃいます。
さらにはアクティヴィティに関する質問や天気予報などAIに質問もできて、100以上の言語でリアルタイム翻訳までこなします。万能すぎやしませんかね?
Image: KICKSTARTER身体の一部になるカメラ
MusicCamなら、カメラという荷物が1つ減るので身軽になります。準備や装着の手間も減りますよね。スマートメガネにもカメラ搭載型がありますが、視界が狭まるのでメガネ部分は不要だという人にもウケそうです。
また肩や胸にカメラを装備すると、目線がちょっと下がってしまい「コレジャナイ感」が生じることがあります。耳の横なら自分が見たそのままが記録されるのが、見返したときに理想的で良いと思います。
クラファンで出資ができる
MusicCamは現在クラウドファンディングで出資金を募っています。頓挫や延期の可能性もあるので、もし出資する際はご注意ください。
Source: YouTube (1, 2) , KICKSTARTER via YANKO DESIGN