Claudeを選ぶ理由ができた!仕事の土台をつくる「アプリ連携・資料作成・スキル化」が課金なしで

生成AIの開発を手がけるAnthropic(アンソロピック)社のAIアシスタント「Claude(クロード)」が、また新たな進化を遂げました

なんと、これまでは有料プランでしか使えなかった3つの便利な機能が、無料ユーザーにも開放されることになりました。

現在、どのAIを使おうか迷っている方や、無料プランで何ができるかを比較している方にとって、ChatGPTやGeminiではなく「あえてClaudeを選ぶ理由」が一段と強まったと言えるでしょう。

無料ユーザーも利用可能になった3つの新機能とは、チャットから書類やスライドを作れる「ファイル作成」、Googleドライブなどの他アプリと連携させる「コネクタそして特定の指示をセットにしておける「スキル」です。それぞれの活用方法を見ていきましょう。

1. 「ファイル作成」でチャットから直接書類を生成

「ファイル作成」を使えば、会話のやり取りの中から直接、Word文書、PowerPointスライド、Excelスプレッドシート、そしてPDFを作成できます

Claudeに含めてほしいデータやテキストをすべて提供することも、内容をゼロから作らせることも、あるいはその中間のような使い方も可能です。

たとえば、名前とスコアが並んだ名簿のような長いリストがあれば、Claudeはそれをスプレッドシート(表形式)にまとめてくれます。

一連の画像があれば、それらをPDFに統合し、内容を説明させることも可能。データの分析と視覚化、レポートに基づいたプレゼン資料の作成、要約文書の作成などもお手の物です。

Image: Lifehacker US

【設定手順】

  1. 画面左下のプロフィールアイコンをクリック
  2. 「設定」>「機能」を選択
  3. 「コード実行とファイル作成」をオンにする
  4. 作成したいファイルの種類と含める内容をプロンプトで指示し、必要な情報を提供(またはAIに参照先のURLを指示)する

この手のAIボットの常として、提供する情報が詳細で具体的であるほど、より良い結果が得られます。そうすることで、最終的なアウトプットが目指していたものに近づく可能性が高まるからです。

試しに架空のスポーツ大会の結果から表を作成してみたところ、正確に難なくこなしてくれました。

2. 「コネクタ」で外部アプリと連携して作業を自動化

「コネクタ」は、Claudeを他のさまざまなアプリ、サイト、サービスと連携させることができます。

たとえば、Canvaでデザインを作成したり、Slackでメッセージを管理したり、Trivago(トリバゴ)で旅行の格安プランを探したりといったことをClaudeに任せられるようになります。コネクタ一覧をチェックして、活用のイメージを膨らませてみましょう。

Image: Lifehacker US

【設定手順】

  1. 左下にある小さな「+(プラス)」アイコンをクリック
  2. 「コネクタを追加」を選択

コネクタは名前で検索したり、タイプやカテゴリーで絞り込んだりすることが可能。利用したいものを選んだら、あとは認証情報を入力して、Claudeにアクセスを許可すれば完了です。

コネクタ活用のコツ

追加したコネクタは、同じ「+」メニューからいつでも呼び出せ、連携機能の追加や削除もここで行えます。

使い方は、メニューからアプリを選ぶか、プロンプトの中でアプリ名を指定するだけ。Claudeがその意図を理解して、接続したサービスを通じて検索を実行したり、メッセージを送ったりしてくれます。

コネクタは、Claudeに「外部の道具」を使いこなす力を与える存在。たとえば、Canvaと連携すれば、AI単体では難しかった「誕生日パーティーのチラシ作成」といった作業も可能になります。(ただ、実際に使ってみるとアクセスが途切れることも。無料開放で混み合っている影響かもしれませんね)

3. 「スキル」で定型タスクを学習させて自動化する

「スキル」は、特定のタスクの進め方をClaudeに覚えさせる機能です。昔の言葉でいう「マクロ」のようなもので、決まった手順をいつでも再現できるようになります。

Image: Lifehacker US

たとえば、メールや書類のテンプレートが分かりやすい例。単に「メールを書いて」と頼むのではなく、文章のトーン、長さ、スタイル、さらには重要な情報(連絡先)などの「必ず含めるべき情報」をあらかじめルールとして設定しておけます

【設定手順】

  1. 画面左下のプロフィールアイコンをクリック
  2. 「設定」>「機能」を選択
  3. 「スキル」>「追加」をクリックして開始

作成方法は、Claudeとの対話(「Claudeでクリエイティブに」)、指示の直接入力(「スキルの指示を記述」)、ファイルのアップロード(「スキルをアップロード」/コードの断片などを入れるのに便利)の3通りから選べます。

今回はClaudeとの対話方式で、PDFレポートを要約するスキルをつくってみました。

段落数や見出しの構成、言葉のトーンなどを細かく指定したものです。一度つくってしまえば、今後は毎回長い指示を打ち込まなくても、このスキルを呼び出すだけで済むようになります。

▼実は、AIの使い心地はもっと自分流にできる

英国マンチェスター出身。ダラム大学で英文学の学士号を取得し、ジャーナリズムのキャリアを紙媒体からスタート。英国および海外で販売されている複数のテクノロジー雑誌やブックマガジンに寄稿・編集。近年は、ウェブ上で最大規模のテクノロジー系出版物でフリーランスとして活動し、製品発表の現場レポートから、アプリ、ガジェット、プラットフォームの詳細な解説やハウツーまで、幅広い分野をカバーしている。専門分野は、スマートフォン、ノートパソコン、ウェアラブル端末、AIなど、コンシューマーテクノロジーの幅広い分野にわたる。

Source:Claude(1,2,3

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