逆転勝利も見逃さなかった“隙”…前田純2軍降格と庄子雄大スタメンの舞台裏

 ソフトバンクは25日、オリックス戦(みずほPayPayドーム)に5-2で逆転勝利を収め、カード勝ち越しを決めた。先発の前田純投手は5回1/3を投げ2失点。6回1死満塁で登板した鈴木豪太投手が若月を二ゴロ併殺に打ち取り、わずか1球でプロ初勝利を挙げた。7回からはロベルト・オスナ投手、松本裕樹投手、杉山一樹投手とバトンを繋ぎリレーを守った。

打線は2点を追う3回に近藤健介外野手が反撃の17号ソロ。5回にも適時二塁打を放ち、同点に追いついた。6回2死二、三塁では庄子雄大内野手が決勝の2点二塁打。続く正木智也外野手も左前適時打と、点差を広げた。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

庄子雄大が乗り越えた壁とスタメン起用の理由 6回1死満塁で鈴木豪太を送り込んだ背景は

前田純が2軍降格…指揮官が指摘したワンプレー

プロ初勝利を挙げた鈴木豪投手は素晴らしい火消しだった。

「そうですね。まあ本来、同点の時点でピッチャー交代のところなんですけど。6連戦で中継ぎのピッチャーを多く使っていたので、1イニングでも(投げてほしい)という思いでいったんですけど。あそこはもう最終的に代えざるを得なかったんですけど、本当に鈴木がよく頑張りました」

直後の6回に逆転。今宮健太選手の素晴らしい送りバントもあって、庄子選手の勝ち越しタイムリー。

「海野(隆司)、庄子と続いていたんですけどね。エラー、フォアボールで出たランナーで。その前も1死満塁で向こうがチャンスを潰していたので。これはもう手堅くいこうと思いました。庄子がよく打ちましたね」

庄子選手は、5回の先頭でも四球で出塁して盗塁を決めた。

「選球眼の良さは彼の長所でもありますし。あとは走れるピッチャーの時に走れないと、この世界でレギュラーを張れないので。そこはもう、引き続きどんどんやって欲しいですね」

近藤選手が4安打の活躍。

オリックスに今シーズン初めての勝ち越し。貯金が最多の13となった。

「まだまだシーズン半分もいっていないので。まだまだです」

庄子選手からは「やってやるぞ」という思いが伝わってきた。

「スタメンを外されていた中で、久しぶりの先発。ああいう活躍をすれば、またチャンスは巡ってくるんじゃないですか」

1つ、壁を乗り越えた?

「この世界はアマチュアと違って毎日試合がある。最初に疲労がきて、知らないうちに疲れがたまって、今まで打てていた球が打てなくなる。誰もが通る道です。データも出てくるし、そこを中心に攻められたらなかなか打てない。そこからどう這い上がるかが、この世界ですから」

鈴木豪投手の起用。

「若月からいくと決めていた。前田純はベースカバーもあったし、ヒットも打たれすぎなので。来週はないです。ファームに行かせます」

牧原大成選手や今宮選手ら、守備での粘りも光った。

鈴木豪投手のここまでの活躍は。

「まだ勝ちパターンでは投げさせていないですけど、ルーキーとしてはいい活躍です。ストライク勝負できるのが持ち味。四球から自滅しないし、ベンチとしても安心して送り出せる。将来的には勝ちパターンを担うような存在を目指してほしいですね」

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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