熊本地震発生、災害時の情報の見極め方と要注意デマは 「人工地震」「地震予測」「外国人窃盗団」に注意 #エキスパートトピ
熊本地震に関連し、SNSではデマ投稿が多くなっています。
過去に起きた地震の際の画像を使って、今回の地震の被害だとする偽情報の投稿が出回ったり、「人工地震だ」などとする科学的根拠のない投稿、「地震の予測が正確に的中した」などとする根拠のない情報、「阿蘇山が噴火した」とか、「震源が阿蘇山だ」などのデマが広がっています。
SNSでの情報の真偽は、どのようにして見極めればいいのでしょうか。
ココがポイント
「目を引く情報に触れた場合は公的機関や報道機関の情報も加味して真偽を判断し、確信が持てない時は拡散をしないでほしい」出典:読売新聞オンライン 2026/7/28(火)
Xでは過去に起きた地震の際の画像(中略)今回の地震の被害だとする偽情報の投稿や、「人工地震だ」などとする科学的根拠のない出典:NHKニュース 2026/7/28(火)
人工地震が原因”とあおる根拠のない情報や、偽の「救助要請」、それに「外国系窃盗団が能登半島に集結」といった偽情報がSNS出典:NHKニュース 2024/1/13(土)
エキスパートの補足・見解
災害時はデマが発生しやすくなります。情報がほしいのに錯綜状態となり、不確かな情報でも飛びついてしまいがちなためです。
災害時のデマのパターンは決まっています。今後、以下のようなデマが広まる可能性画高いので、注意してください。
1:災害発生直後
“人工地震が原因”とあおる根拠のない情報や、偽の「救助要請」、「外国系窃盗団」などのデマが増えます。
2:災害対応時
救助や支援が始まると、「政治家・著名人の発言・行動」や「公的機関による支援」に関わる根拠のない情報が拡散されます。
3:復旧・復興時
多くの人が不安に感じる、「被災地での生活」などに関する根拠のない情報が広がりやすくなります。
このような情報を見ても鵜呑みにせず、情報の出所を確認し、信頼できるか、最新の情報かを確認してください。複数の信頼できるソースが見つかれば、信用できると考えていいでしょう。
情報が信頼できるか確認できない時は、拡散したり行動したりしないこと。態度は保留にして、情報を冷静に見極めるようにしてください。
ITジャーナリスト、成蹊大学特別客員教授。SNSなどのウェブサービスや、情報リテラシー教育などについて詳しい。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。テレビ・ラジオ・雑誌等での解説等も行っている。元小学校教員。『若者はLINEに「。」をつけない 大人のためのSNS講義』(講談社+α新書)、『スマホで受験に失敗する子どもたち』(星海社新書)等著作と監修は合わせて30冊以上。教育出版中学校国語の教科書にコラム掲載中。光村図書道徳小中学校の教科書で情報モラルに関する校閲監修を担当。元小学校教員。子どもは高校生。