苦手意識を消したアイアン型ユーティリティ 内田ことこ初Vギア
◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日(13日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6688yd(パー72)◇晴れ(観衆2558人)
内田ことこが通算16アンダーでツアー初優勝を挙げた。ダンロップ(住友ゴム工業)と用具契約を結ぶ22歳は今年から、スリクソン ZXi ユーティリティアイアン(3番20度、4番23度)を入れていた。
「もともと(ウッド型)ユーティリティの3番、4番を入れていたが、左に行く球が多くて苦手意識があった。今年シーズンが始まってメーカーの人が『合うと思うんだよね』と持って来てくれた」
前半3番(パー5)は、残り260ydからの2打目を3番ユーティリティで狙い通りに80ydまで運び、3オン1パットのバーディを奪った。
「3番と4番なのに球もしっかりと上がるし、ラフの抜けが悪いわけじゃない。距離もちゃんと出る。一番嫌だった左のミスも少なくなった。自信を持ってその距離を打てるようになった」。4日間のパーオン率は77%(56/72)で全体3位を記録した。
パターはオデッセイ ホワイト・ライズ iX #1SH。4日間の平均パット数は27.75で、全体4位と安定した。
<最終日のクラブセッティング> ドライバー:スリクソン ZXi LS(9度) シャフト:グラファイトデザインTour AD VF(重さ50g台、硬さS) グリップ:STM
フェアウェイウッド:スリクソン ZXi(3番15度)
ユーティリティ:スリクソン ZXi ユーティリティアイアン(3番20度、4番23度)
アイアン:スリクソン ZXi5(5番)、スリクソン ZXi7(6番~PW)
ウェッジ:クリーブランド RTZ(50度、54度、58度)