三笘薫は一発レッド導くプレスも今季最短出場…ブライトンが90+2分逆転、90+10分ダメ押し弾でチェルシー撃破
ブライトンは27日、プレミアリーグ第6節でチェルシーに3-1で勝利した。MF三笘薫は先発出場して退場を導くプレーもあったが、今季最短の67分間のプレータイムになった。
試合を動かしたの時はチェルシーだった。前半24分、MFモイセス・カイセドのスルーパスでDFリース・ジェームズが三笘の背後を取ってクロスを上げる。三笘はスライディングでブロックを試みたが、足に当たったボールはゴール前に飛んでいった。これをMFエンソ・フェルナンデスが押し込んで先制に成功した。
追いかけるブライトンは前半29分、MFヤンクバ・ミンテがスルーパスに反応してペナルティエリア右へ侵入してカットイン。落としたボールにMFヤシン・アヤリが走り込んでゴール正面からシュートを打つ絶好のチャンスだったが、アヤリの走路にいたサイモン・フーパー主審に足止めされてしまいシュートは放てなかった。
それでもブライトンは1点ビハインドで折り返した後半4分、三笘が最終ラインでボールを受けたMFアンドレイ・サントスにプレスをかけてミスパスを誘う。並走するMFディエゴ・ゴメスが収めてGKと1対1になると、ペナルティエリアに入る直前でDFトレボ・チャロバーに倒された。主審は当初ノーファウルと判定したが、VARの介入を受けて映像を確認した結果ファウルに修正。チャロバーは決定機阻止で一発退場になった。
三笘は後半16分に左サイドでボールを受けると、クロスと見せかけての鋭い切り返しでリース・ジェームズを振り切り、味方とのワンツーでゴール前に迫る。しかしDFフェルディ・カディオールからのリターンが弱く、三笘の手前で相手にクリアされた。
三笘は後半22分にFWダニー・ウェルベックとの交代で退いた。直近のカラバオカップはベンチで出番がない温存となっていたが、今季リーグ戦で最も出場時間が短い67分間のプレーになった。
すると後半32分、三笘の交代で右から左ウイングに移ったミンテがサイドを縦に抜けてクロス。これをウェルベックが頭で合わせて同点とした。終盤にはミンテがペナルティエリア内で相手DFマロ・グストに頭部を蹴られたように見えたが判定はノーファウルだった。
ただ数的優位のブライトンは後半45+2分、DFマキシム・デ・クーパーがヘディングシュートで劇的な逆転ゴールを決めた。同45+10分にはウェルベックがダメを押すゴールを決め、3-1で勝利した。
●海外組ガイド●プレミアリーグ2025-26特集バルセロナvsパリSGなどMD2も好カード目白押し!UEFAチャンピオンズリーグはWOWOWで独占生中継