「日本最南端のスキー場」存続の危機 継続には5億円の投資と年間4000万円以上の費用が必要

日本最南端のスキー場として知られる「五ヶ瀬ハイランドスキー場」。2022年に台風14号の影響で営業休止を余儀なくされたが、町民と行政の懸命な努力により、2024年12月に営業を再開した。 待ちに待った再開だったが、昨シーズンの入場者数が過去最少になるなど、厳しい経営状況が続いている。 スキー場の今後の方向性を検討してきた町の「第三セクター対策室」は、6月9日、これまでの調査内容を議会に報告した。 スキー場を「継続」した場合は、雇用の維持や経済効果などが見込める一方で、造雪機や水不足対策工事などで約5億円の投資が必要となるほか、年間4000万円から5000万円の維持費などがかかる見通しだ。

一方、「廃止」を選択した場合でも、リフトやスキーセンターといった施設の撤去費用などに約5億円を要する。 また「休止」については、当面の維持管理費は抑えられるものの、将来的に営業を再開する際には多額の修繕費が必要になるという。 どの選択をしても、町財政にとって大きな負担となる構図が浮き彫りとなった。 五ヶ瀬町 小迫幸弘町長: 町のシンボルとしてのスキー場というのは、投資とのバランス、さらには町内全体の投資、さまざまな財源の確保を総合的に判断しなければいけないと思う。 五ヶ瀬町議会 甲斐政國議長: 資料をもとに、早いうちに議員で話して、議会としての方向性を示そうとしています。 長年、町のシンボルとして親しまれてきたスキー場。引き続き「存続」させるのか、それとも「休止」や「廃止」を決断し、新たな道を模索するのか。 五ヶ瀬町は、議会との議論を経て、7月上旬にも最終的な結論を出す方針だ。 (テレビ宮崎)

FNNプライムオンライン

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