NY市場サマリー(16日)ドル上昇、利回り上昇 株続伸
<為替> 米経済指標を受けドルが上昇した。日本経済が第1・四半期に4四半期ぶりのマイナス成長となったことを受け、ドルは対円でも上昇した。
これを受け、終盤の取引でドル/円は0.16%高の145.89円。ドルは対円で週初から0.4%上昇した。
終盤の取引で主要通貨に対するドル指数は0.36%高の101.13。
ユーロ/ドル は0.37%安の1.1146ドル。ポンド/ドル0.2%安の1.327ドル。
NY外為市場:
終盤の取引で10年債利回りは3.2ベーシスポイント(bp)上昇の4.487%。2年債利回りは3.3bp上昇の4.006%。
米金融・債券市場:
<株式> 主要株価指数が5営業日続伸。米消費者心理の悪化を示す指標が発表されたが、週初の米中の大幅な関税引き下げに起因する貿易摩擦の緩和期待が下支えとなった。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.72対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は176億1000万株。直近20営業日の平均は170億4000万株。
米国株式市場:
<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物 相場は、米中貿易摩擦の緩和期待を背景に市場のリスク選好度が高まる中、利益確定の売りが膨らみ、大幅反落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は、前日比39.4 0ドル(1.22%)安の1オンス=3187.20ドルと、中心限月の清算値ベースで4月上旬以来、約1カ月ぶりの安値となった。週間では156.80ドル(4.69%)下落した。
NY貴金属:
<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米イラン両政府の核合意の進展が注視される中、安値拾いの買いが先行し、3日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比0.87ドル(1.41%)高の1バレル=62.49ドル。週間では2.41%高となった。7月物は0.82ドル高の61.97ドル。
NYMEXエネルギー:
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
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