やっぱり「愛子天皇」しかない…島田裕巳「国民が秋篠宮家と悠仁さまに抱く"拭いきれない不安"の正体」(プレジデントオンライン)

「愛子天皇」待望論はなぜ高まるのか。皇室史に詳しい島田裕巳さんは「天皇に即位する存在の悠仁親王が、それにふさわしい帝王学を授かっていないという不安が影響している」という――。 【写真をみる】顕微鏡を前に座る、皇太子時代の昭和天皇(東京・赤坂御所の生物学研究室にて) ■秋篠宮家父子ともに関心を寄せるビオトープ  「愛子天皇」待望論の高まるなか、今回は、悠仁親王をめぐる「帝王学の不在」の原因について考えてみたい。  2月4日のこと、秋篠宮家の悠仁親王は、父親の文仁親王とともに東京国立博物館で開かれた「全国学校・園庭ビオトープコンクール」の発表大会を参観に訪れた。  ビオトープとは、自然の生態系や野生生物の生息・生育する空間のことである。このコンクールは、幼稚園から大学までビオトープの普及に務めているところが応募するものである。  悠仁親王が、このコンクールに臨んだのは、昨年に続いてである。現在は筑波大学の生命環境学群生物学類で学んでおり、生物学の観点からビオトープには大いに関心があるはずだ。父親の秋篠宮も、鳥類学、とくに家禽類の研究では博士号を得ており、関心は息子と同様である。  悠仁親王は、今年初めて参加した「歌会始の儀」にトンボを詠んだ歌を寄せたように、トンボについては強い関心を持っている。まだ高校生だった2024年8月には、国立京都国際会館で開かれた「第27回国際昆虫学会議」で、皇居内のトンボの生態について研究した「皇居のトンボ相」というポスター掲示を発表している。 ■学術論文の筆頭者になった高校時代の悠仁さま  悠仁親王のトンボについての研究は、「赤坂御用地のトンボ相 多様な環境と人の手による維持管理」という共同での論文にもまとめられている。それは『国立科学博物館研究報告 A類(動物学)』(49巻、2023年4号)に掲載されている。論文が審査を経ることを「査読」というが、これは審査員による査読を経た立派な学術論文である。しかも、悠仁親王が論文の筆頭者になっている。中心となった研究者ということだ。  高校生が学術論文を発表することはめったにないが、それは悠仁親王にしかできない研究である。というのも、赤坂御用地は、悠仁親王が生まれてからずっと住んできた場所であり、調査は2012年から行われている。その時点で悠仁親王は6歳だった。  赤坂御用地のトンボについては、すでに他の研究者が調査を行っていた。しかしそれは、2002年から2004年にかけてで、それからは行われていなかった。悠仁親王の調査は、そうした先行研究を補うものとなった。  この論文はネット上で公開されており、誰もが目を通すことができる。赤坂御用地の水域や、そこに棲息するトンボ類がカラー写真で紹介されている。トンボに関心を持つ人なら、この論文は必見だ。何しろ、前回の調査で報告されていなかったトンボや絶滅危惧種が多く紹介されているからである。  赤坂御用地は、絶好のビオトープである。悠仁親王がそこに住み続けてきたことが、トンボへの関心を生み、生物学を研究する動機になっている。悠仁親王が筑波大学に進学した理由も間違いなくそこにあるのだが。

プレジデントオンライン
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