「一人の人間としても素晴らしく…」ドラ1佐々木麟太郎は人格面も絶賛 ソフトバンクスカウトコメントで紹介するドラフト指名選手
23日に行われたプロ野球ドラフト会議で、ソフトバンクは支配下5人、育成8人の計13人を指名しました。1位は佐々木麟太郎内野手(20)=米スタンフォード大=で、DeNAとの2球団競合の末、交渉権を引き当てました。担当スカウトは指名された選手をどう評価しているのか。球団発表の資料から紹介します(コメントの後のカッコ内は担当スカウト。身長、体重は球団発表)。 ■12球団指名でそろう あの選手の運命は【一覧】 1位・佐々木麟太郎内野手(米スタンフォード大)右投げ左打ち、184センチ、120キロ。 「将来チームの主軸を担う大型スラッガー。2023年NPBドラフトで1位指名確実の状況でありながら、米国の大学への進学を決意。名門のスタンフォード大で勉学に励みながら1年生として開幕から全52試合スタメンで主軸を打ち、チームに貢献した。出身の(岩手)花巻東高では、お父さまでもある佐々木(洋)監督から、打撃・野球観の英才教育を受けた。野球チームの一員として、一人の人間としても素晴らしく、将来球界を背負って立つ人材としての素質あり」(嘉数駿氏) 2位・稲川竜汰投手(九共大)右投げ右打ち、184センチ、88キロ。 「MAX152キロ。ストレートのホップ成分が高く、高めの球で空振りが取れる威力のあるボールが魅力。変化球はカーブ、スライダー、フォークで縦のカーブはスピンが利いて空振りを取れる」(加藤領健氏) 3位・鈴木豪太投手(大商大)右投げ右打ち、175センチ、84キロ。 「大商大入学後にサイドに転向。MAX147キロ。マウンド度胸もあり、特に右打者への胸下をえぐる球は魅力」(稲嶺誉氏) 4位・相良雅斗投手(岐阜協立大)右投げ右打ち、184センチ、78キロ。 「MAX152キロの力強いストレートを軸に、多彩な変化球を操る。どの球種も精度が高く、打者に的を絞らせない投球術が魅力」(古澤勝吾氏) 5位・高橋隆慶内野手(JR東日本)右投げ右打ち、186センチ、94キロ。 「社会人ナンバーワンのスラッガー。プロでもクリーンアップを目指す」(宮田善久氏) 育成1位・池田栞太捕手(新潟・関根学園高)右投げ右打ち、185センチ、92キロ。 「(大きな)体の割にブロッキングやスローイングを器用にこなす」(松本輝氏) 同2位・江崎歩内野手(福井工大福井高)右投げ左打ち、168センチ、68キロ。 「走攻守三拍子そろったバランスの良い遊撃手」(古澤氏) 同3位・大矢琉晟投手(中京大)右投げ左打ち、178センチ、84キロ。 「ストレートは最速155キロ。フォークは落差が大きく空振りを奪える」(古澤氏) 同4位・大橋令和内野手(静岡・オイスカ浜松国際高)右投げ右打ち、177センチ、70キロ。 「50メートル5秒9の脚力と守備範囲の広さは高校生離れした原石」(宮田氏) 同5位・鈴木貴大外野手(CLUB REBASE)右投げ右打ち、184センチ、92キロ。 「ヘッドスピードはプロ1軍レベル」(宮田氏) 同6位・長崎蓮汰投手(滋賀学園高)右投げ右打ち、187センチ、83キロ。 「長身から角度のある最速145キロと球威が魅力」(古沢氏) 同7位・エミール・セラーノ・プレンサ外野手(栃木・幸福の科学学園高)右投げ右打ち、189センチ、109キロ。 「規格外のパワーで長距離砲の可能性を秘める」(宮田氏) 同8位・大山北斗投手(中大準硬式)右投げ右打ち、180センチ、82キロ。 「MAX152キロのストレートと豊富な変化球を操る好投手」(福元淳史氏 【#OTTOドラフト情報】 ▼運命の10・23 ドラフト会議の12球団指名出そろう【一覧】▼
西日本新聞社