広島が金森擁するメルボルン・C破ってACLE白星発進!! U-20W杯目前MF中島洋太朗は得点時に頭部痛める様子も
広島が白星発進
[9.16 ACLE第1節 メルボルン・C 0-2 広島]
サンフレッチェ広島は16日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第1節のメルボルン・シティ戦で2-0の勝利を収めた。
広島はFWジャーメイン良が昨季ACL2のレッドカードにより開幕3試合出場停止で、FWヴァレール・ジェルマンも今節出場停止という中での初戦。なかなかチャンスがない展開で前半27分にはアビスパ福岡から今夏加入した相手MF金森健志にペナルティエリア内右でボールを収められ、カットインから左足でシュートを放たれる。これはDFキム・ジュソンがブロックした。
すると広島は前半29分、MFマルコス・ジュニオールがDF中野就斗のクロスをファーサイドからダイレクトボレーで合わせる。決定的なシュートだったがGKパトリック・ビーチの好セーブに阻まれて先制には至らなかった。
そうした中で前半41分、FW木下康介がプレー続行不可能となるアクシデント。担架に乗ってピッチを離れ、FW加藤陸次樹との交代を余儀なくされた。前半はそのまま0-0で終了した。
それでも後半6分、MF田中聡のパスを加藤がフリックすると抜け出したマルコスがGKに倒されてPKを獲得。これをマルコスが自ら決めて先制に成功した。マルコスは今季リーグ戦で3試合の出場にとどまっている中で結果を残した。
さらに広島は後半36分、中野のクロスをMF中島洋太朗が頭で合わせて2点差にリードを広げた。ところがシュートの際に相手選手と頭部が接触して倒れ込む。最終的に歩いてピッチを離れることができたが、そのまま怪我明けとなるMFトルガイ・アルスランと交代して退いた。
中島は9月27日に初戦を行うU-20ワールドカップのU-20日本代表に選出されており、状態が心配されるところ。試合はそのまま終了し、広島が敵地で3ポイントを獲得した。●ACLE2025-26特集▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中