【新日本】デスペラードが葛西純との血みどろ死闘制しV6も…ラストのはずが10年後再戦へ

脚立の上から場外の蛍光灯ボードに葛西を突き落としたデスペラード(C)新日本プロレス

<新日本プロレス:後楽園大会「"DEATH PAIN" invitacional supported by ROLLING CRADLE」>◇24日◇東京・後楽園ホール

メインイベントで「IWGPジュニアヘビー級王座戦 蛍光灯&ガラスボード+αデスマッチーI'm so glad I met youー」が行われ、王者エル・デスペラードと挑戦者の“デスマッチのカリスマ”葛西純(50)が血みどろの死闘を展開。最後はデスペラードが29分31秒、垂直落下式リバース・タイガードライバーからのピンチェ・ロコ(ダブルアーム式変形フェイスバスター)で3カウントを奪って6度目の防衛に成功した。

デスペと葛西純の「ラストシングルマッチ」は、異例のIWGPジュニアヘビーのベルトをかけたデスマッチ形式で行われた。試合は葛西が蛍光灯でデスペを殴打し、有刺鉄線ボードに突き飛ばすなどすぐにヒートアップ。デスペも反撃に転じ、ブレーンバスターで葛西を蛍光灯の束にたたきつけた。

どんどん攻撃は危険度を増していき、終盤、リングに立てた脚立上の攻防からデスペが葛西の額に竹串の束を突き刺し、そのまま場外の蛍光灯ボードに転落させた。

しかしリングに戻ると今度は葛西が倒れたデスペの胸の上に蛍光灯の束を設置。自らは脚立の頂上に登り、ゴーグルをかけて「シュワッチ、シェー」と叫んでパールハーバースプラッシュ。2人の体は血で染まった。

その後、エルボー合戦、頭突き合戦と意地の張り合いとなったが、デスペが王者のプライドで葛西のクロスアーム式スティミュレーション(クロスアーム式パイルドライバー)などの猛攻に耐え、最後は垂直落下式リバース・タイガードライバーからのピンチェ・ロコで激闘に終止符を打った。

試合後のマイクでデスペは「俺は死んでもいい覚悟を捨てて、強くなったエル・デスペラードです」と語りだし、かつて精神がボロボロになり、死んでもいいと思っていた時に、葛西から「死んでもいい覚悟なんて、捨ててしまえ。死んでもいい覚悟なんていらねえんだよ! そうすれば、お前はもっと強くなる」と言われたことを回想。そして「今日、タイトルマッチで葛西さん相手に防衛するまでになりました。本当に、本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。

すると葛西も「デスペ氏よ、お前だけじゃねえぜ。年齢もキャリアも、お前のほうがずいぶんと下だけどよ、俺っちはよ、お前みたいな強くておとこ気のある男になりたいと思って三十、四十過ぎて、五十手前になっても、今日より明日は強くなりたいと思って。お前と出会ったから今日ここまで来れました。デスペ氏、お前にはよ、良い意味で人生狂わされちまったよ」とこちらも感謝を示した。

そして葛西は「今日がラストシングル、終わっちまったな」などと寂しそうに言ってから「デスペ氏、最初で最後、俺っちのわがままを聞いてもらっていいか? 葛西純の全盛期は10年後だ。お前も10年後、今日よりももっともっと強くなってるだろ?」と話し、手紙を取り出した。

葛西は「デスペ氏よ、これが何か分かるか? 『デス・ペイン・インビ2』、2035年、後楽園大会の招待状だ! それまでシングルは封印だ!」と10年後のリマッチを要求。デスペも「お客さんたち、これ、あんたたちももらったと思ってくれ」と客席のファンにも10年後の来場を要求。そして解説者席の棚橋弘至に向かって「社長! 10年後も社長ですか?」と問いかけた。棚橋がうなずくとデスペは「じゃあ10年後、またあいましょう!」と後楽園ホールにいた全員に呼びかけて大会の幕は閉じた。


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脚立の上から場外の蛍光灯ボードに葛西を突き落としたデスペラード(C)新日本プロレス

<新日本プロレス:後楽園大会「"DEATH PAIN" invitacional supported by ROLLING CRADLE」>◇24日◇東京・後楽園ホール

メインイベントで「IWGPジュニアヘビー級王座戦 蛍光灯&ガラスボード+αデスマッチーI'm so glad I met youー」が行われ、王者エル・デスペラードと挑戦者の“デスマッチのカリスマ”葛西純(50)が血みどろの死闘を展開。最後はデスペラードが29分31秒、垂直落下式リバース・タイガードライバーからのピンチェ・ロコ(ダブルアーム式変形フェイスバスター)で3カウントを奪って6度目の防衛に成功した。

デスペと葛西純の「ラストシングルマッチ」は、異例のIWGPジュニアヘビーのベルトをかけたデスマッチ形式で行われた。試合は葛西が蛍光灯でデスペを殴打し、有刺鉄線ボードに突き飛ばすなどすぐにヒートアップ。デスペも反撃に転じ、ブレーンバスターで葛西を蛍光灯の束にたたきつけた。

どんどん攻撃は危険度を増していき、終盤、リングに立てた脚立上の攻防からデスペが葛西の額に竹串の束を突き刺し、そのまま場外の蛍光灯ボードに転落させた。

しかしリングに戻ると今度は葛西が倒れたデスペの胸の上に蛍光灯の束を設置。自らは脚立の頂上に登り、ゴーグルをかけて「シュワッチ、シェー」と叫んでパールハーバースプラッシュ。2人の体は血で染まった。

その後、エルボー合戦、頭突き合戦と意地の張り合いとなったが、デスペが王者のプライドで葛西のクロスアーム式スティミュレーション(クロスアーム式パイルドライバー)などの猛攻に耐え、最後は垂直落下式リバース・タイガードライバーからのピンチェ・ロコで激闘に終止符を打った。

試合後のマイクでデスペは「俺は死んでもいい覚悟を捨てて、強くなったエル・デスペラードです」と語りだし、かつて精神がボロボロになり、死んでもいいと思っていた時に、葛西から「死んでもいい覚悟なんて、捨ててしまえ。死んでもいい覚悟なんていらねえんだよ! そうすれば、お前はもっと強くなる」と言われたことを回想。そして「今日、タイトルマッチで葛西さん相手に防衛するまでになりました。本当に、本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。

すると葛西も「デスペ氏よ、お前だけじゃねえぜ。年齢もキャリアも、お前のほうがずいぶんと下だけどよ、俺っちはよ、お前みたいな強くておとこ気のある男になりたいと思って三十、四十過ぎて、五十手前になっても、今日より明日は強くなりたいと思って。お前と出会ったから今日ここまで来れました。デスペ氏、お前にはよ、良い意味で人生狂わされちまったよ」とこちらも感謝を示した。

そして葛西は「今日がラストシングル、終わっちまったな」などと寂しそうに言ってから「デスペ氏、最初で最後、俺っちのわがままを聞いてもらっていいか? 葛西純の全盛期は10年後だ。お前も10年後、今日よりももっともっと強くなってるだろ?」と話し、手紙を取り出した。

葛西は「デスペ氏よ、これが何か分かるか? 『デス・ペイン・インビ2』、2035年、後楽園大会の招待状だ! それまでシングルは封印だ!」と10年後のリマッチを要求。デスペも「お客さんたち、これ、あんたたちももらったと思ってくれ」と客席のファンにも10年後の来場を要求。そして解説者席の棚橋弘至に向かって「社長! 10年後も社長ですか?」と問いかけた。棚橋がうなずくとデスペは「じゃあ10年後、またあいましょう!」と後楽園ホールにいた全員に呼びかけて大会の幕は閉じた。


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脚立の上から場外の蛍光灯ボードに葛西を突き落としたデスペラード(C)新日本プロレス

<新日本プロレス:後楽園大会「"DEATH PAIN" invitacional supported by ROLLING CRADLE」>◇24日◇東京・後楽園ホール

メインイベントで「IWGPジュニアヘビー級王座戦 蛍光灯&ガラスボード+αデスマッチーI'm so glad I met youー」が行われ、王者エル・デスペラードと挑戦者の“デスマッチのカリスマ”葛西純(50)が血みどろの死闘を展開。最後はデスペラードが29分31秒、垂直落下式リバース・タイガードライバーからのピンチェ・ロコ(ダブルアーム式変形フェイスバスター)で3カウントを奪って6度目の防衛に成功した。

デスペと葛西純の「ラストシングルマッチ」は、異例のIWGPジュニアヘビーのベルトをかけたデスマッチ形式で行われた。試合は葛西が蛍光灯でデスペを殴打し、有刺鉄線ボードに突き飛ばすなどすぐにヒートアップ。デスペも反撃に転じ、ブレーンバスターで葛西を蛍光灯の束にたたきつけた。

どんどん攻撃は危険度を増していき、終盤、リングに立てた脚立上の攻防からデスペが葛西の額に竹串の束を突き刺し、そのまま場外の蛍光灯ボードに転落させた。

しかしリングに戻ると今度は葛西が倒れたデスペの胸の上に蛍光灯の束を設置。自らは脚立の頂上に登り、ゴーグルをかけて「シュワッチ、シェー」と叫んでパールハーバースプラッシュ。2人の体は血で染まった。

その後、エルボー合戦、頭突き合戦と意地の張り合いとなったが、デスペが王者のプライドで葛西のクロスアーム式スティミュレーション(クロスアーム式パイルドライバー)などの猛攻に耐え、最後は垂直落下式リバース・タイガードライバーからのピンチェ・ロコで激闘に終止符を打った。

試合後のマイクでデスペは「俺は死んでもいい覚悟を捨てて、強くなったエル・デスペラードです」と語りだし、かつて精神がボロボロになり、死んでもいいと思っていた時に、葛西から「死んでもいい覚悟なんて、捨ててしまえ。死んでもいい覚悟なんていらねえんだよ! そうすれば、お前はもっと強くなる」と言われたことを回想。そして「今日、タイトルマッチで葛西さん相手に防衛するまでになりました。本当に、本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。

すると葛西も「デスペ氏よ、お前だけじゃねえぜ。年齢もキャリアも、お前のほうがずいぶんと下だけどよ、俺っちはよ、お前みたいな強くておとこ気のある男になりたいと思って三十、四十過ぎて、五十手前になっても、今日より明日は強くなりたいと思って。お前と出会ったから今日ここまで来れました。デスペ氏、お前にはよ、良い意味で人生狂わされちまったよ」とこちらも感謝を示した。

そして葛西は「今日がラストシングル、終わっちまったな」などと寂しそうに言ってから「デスペ氏、最初で最後、俺っちのわがままを聞いてもらっていいか? 葛西純の全盛期は10年後だ。お前も10年後、今日よりももっともっと強くなってるだろ?」と話し、手紙を取り出した。

葛西は「デスペ氏よ、これが何か分かるか? 『デス・ペイン・インビ2』、2035年、後楽園大会の招待状だ! それまでシングルは封印だ!」と10年後のリマッチを要求。デスペも「お客さんたち、これ、あんたたちももらったと思ってくれ」と客席のファンにも10年後の来場を要求。そして解説者席の棚橋弘至に向かって「社長! 10年後も社長ですか?」と問いかけた。棚橋がうなずくとデスペは「じゃあ10年後、またあいましょう!」と後楽園ホールにいた全員に呼びかけて大会の幕は閉じた。

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