赤沢再生相、米関税差し止め影響精査 4回目協議で「立場一致」目指す

 5月29日、赤沢亮正経済再生相は、米関税政策を巡る4回目の日米閣僚級協議のため訪米するのに先立ち内閣府で記者団の質問に応じ、 米国際貿易裁判所が米関税の一部を差し止めた判断について「内容と影響を十分に精査し適切に対応したい」と述べた。写真は4月、都内の羽田空港で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[東京 29日 ロイター] - 赤沢亮正経済再生相は29日、米関税政策を巡る4回目の日米閣僚級協議のため訪米するのに先立ち内閣府で記者団の質問に応じ、 米国際貿易裁判所が米関税の一部を差し止めた判断について「内容と影響を十分に精査し適切に対応したい」と述べた。

先週末の3回目協議に欠席したベセント米財務長官には「必ず会いたい」と述べ、可能な限り早期の合意を実現できるよう「双方の立場一致に向けて実りある協議にしたい」と決意を語った。「両国間の貿易拡大や非関税措置、経済安全保障面の協力などについて閣僚間で議論を深めていきたい」との考えを示した。

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