オジー・オズボーン、救急ヘリコプターが駆けつけて2時間の治療にあたったことが明らかに
Photo: GETTY
オジー・オズボーンは亡くなる際に救急ヘリコプターが駆けつけて治療にあたったことが明らかになっている。
オジー・オズボーンは7月22日にバッキンガムシャーのグレード2指定の邸宅で亡くなっている。オジー・オズボーンの遺族は「愛に囲まれて」亡くなったと声明で発表している。
今回、テムズ・ヴァレー救急ヘリコプターは救急のために自宅に駆けつけたことが明らかになっている。ヘリコプターはウェルダースの自宅近くの場所に現地時間7月22日午前10時30分頃、着陸したという。
『ザ・スタンダード』紙は、救急隊員たちが2時間にわたってオジー・オズボーンの命を救おうと奮闘したが、叶わなかったと報じている。
「チャルフォント・セント・ジャイルズ近郊で起きた一件のために当社のヘリコプターが高度な救命救急治療を行うために出動したことをお伝えします」とテムズ・ヴァレー救急ヘリコプターのスポークスパーソンは『メール』紙に語っている。
オジー・オズボーンの姉であるジーン・パウエルは『ミラー』紙に対して亡くなるとは思っていなかったと語っている。「彼は弱っていましたが、それでもショックでした。彼にはまだ計画があって、やりたいことがありました。亡くなった詳細については分かりませんが、早過ぎます。ただただ悲しいですが、イングランドで亡くなったことは有り難かったと思います」
オジー・オズボーンは2018年以降、フルでのライヴは行っておらず、2019年の転倒で脊椎損傷が悪化することになり、複数の手術を行ったほか、肺炎と長年の感染症に加え、パーキンソン病も抱えるなど、様々な健康問題に直面してきた。2022年には新型コロナウイルスにも感染しており、これにより活動がさらに制限されることになった。
オジー・オズボーンとブラック・サバスは現地時間7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題した最後のライヴを行っている。ライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ゴジラ、アンスラックス、ガンズ・アンド・ローゼズ、トゥールらが参加しており、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロが音楽監督を務め、ジェイソン・モモアが司会を務めていた。
「バック・トゥ・ザ・ビギニング」についてはドキュメンタリー映画が2026年に劇場公開されることも発表されている。また、今年10月には最後の回想録となる『ラスト・ライツ』が刊行されることも決定している。
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