「もう守備とかの問題じゃない」家泉怜依が4失点の原因を振り返る。北海道コンサドーレ札幌が大敗「僕のところでやられてる」

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【写真:Getty Images】

北海道コンサドーレDF家泉怜依が大量失点を悔やむ

 北海道コンサドーレ札幌は6日、明治安田J2リーグ第14節でジュビロ磐田とホームで対戦し、今季リーグ戦ワーストの4失点を喫して2-4で大敗した。4バックの右CBでフル出場したDF家泉怜依は自身が絡んだ失点シーンを振り返り、敗戦の責任を背負った。

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「自分が試合を壊しちゃったなっていう感想です」

 家泉は力なく、振り絞るように報道陣の前で大量失点を許した試合を振り返った。前節のモンテディオ山形戦で今季2度目のクリーンシートをしたばかりのところで、またしても開始早々の失点を許してしまった。

 守備面での課題を「一発で行かれないところの対応」とした家泉は、すべての失点にほぼ絡んでしまったことについて、プレーを振り返りながら猛省した。

「1失点目のシーンも自分がその前のトップ下の選手に出る形になったので、そこを(髙尾)瑠くんに声かけて、これはお願いって言っとけば、防げた失点だと思うし、2失点目も自分がしっかり弾くってことと、3失点目は論外ぐらいのプレーなんで、そういうところはもう守備とかの問題じゃないと思う。4失点目もちょっと焦って行っちゃって、また軽いプレーして、(西野)奨太に任せる形になってやられちゃったんで、結局僕のところでやられてる」

 失点に絡んでしまったことを取り返そうとゴールこそ奪ったが、「1点取っただけなんで、きょうのプレーしてたら次は試合出れないと思うし、ひどかったなと思います」と表情は暗かった。

 開幕から3試合は先発の座をつかむことができなかったが、CBの一番手だったDF大﨑玲央の怪我により巡ってきたチャンスを掴みとり、4節以降、CBとして10試合に先発出場。まだ経験は浅いが、この苦い経験を力に変えていくしか先はない。

「それでも次の試合が来るんで、もっと練習して、失点しないところと、1点とって勝てるところをもっとこだわってやっていければいいかなと思います」と次節以降に目を向けた。相手は家泉がプロのキャリアをスタートさせたいわきFC。中4日と修正するにはそう時間は多くないが、気合を入れ直した。

「個人的にはお世話になったクラブだし、すごい気持ちが入る試合ですけど、リーグの中の1試合だと考えて、しっかり勝つためだけにプレーしたいなと思ってます」

(取材・文:編集部)

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