31更新)レポート:日本代表ヨーロッパ遠征「リポビタンDツアー2025」|日本ラグビーフットボール協会
さあ、ラグビー男子日本代表の2025年シーズンの締めくくりであり、重要な試合が続くヨーロッパ遠征「リポビタンDツアー2025」が始まりました!
2025年シーズンのハイライトであるだけではなく、2024年から始まった第二次エディーJAPANの超速ラグビーの進化具合を確認する上でも、今回の遠征は非常に重要なものとなることでしょう。
こちらのレポートでは、選手達の日々の準備の様子など、見せられる可能な限りレポートします!
参加メンバーはこちら
10月31日
到着間もないところですが、試合前最後の練習となる「キャプテンズラン」の日がやってきました。
ウェンブリースタジアムのロッカールーム。
こちらはトレーニング前のミーティングの様子です。
選手がスタジアムに姿を現しました。
ウェンブリースタジアムは、収容人数が9万人という英国最大のスタジアムです。入場時に、上を見上げる選手も多かったのも無理はありません。
しかし、やることはいつもと変わりません。選手も淡々といつものルーティンをこなしていきます。
今シーズン、前回の試合まで2番(フッカー)を担っていた原田選手、江良選手が怪我でチームを離れ、明日の先発を任せられた佐藤選手。
戦略的な側面もありますので、ボールを持っているところをあまりお見せできませんが、明日の試合に備えて良い準備ができました。
そして、夕方には試合前恒例のジャージープレゼンテーションです。
永友チームディレクターから、本日のゲストプレゼンターが発表されました。
キャップ数29。10年前の南アフリカ戦でも大活躍したことで知られるアマナキ・レレイ・マフィ選手です。
緊張していると言って時々、携帯のメモを見ながら、心のこもったスピーチをしてくれました。
そして選手一人一人にジャージを手渡しました。
さあ、明日はいよいよ、南アフリカとの試合です。
会場、そしてテレビやスマートフォンを通じて、応援よろしくお願いします!
10月30日
東京での公開練習から一夜明けて、すぐ飛行機で英国へと移動した選手達は、29日の夕方に、ロンドン郊外のホテルに到着しました。
こちらは到着後のミーティングの様子です。
週末の南アフリカ戦について、要点を伝えるエディー・ジョーンズHC。
選手同士でも話し合いが行われました。
そして、一夜明けて30日。早朝の宿泊先の近くにあるラグビー場には・・・
野鳥の群が!昨年のレポートを覚えている方は、似たような写真があったことを覚えている方もいるかもしれませんが、こうした長閑な感じがいかにも英国です。
結局、チームが到着する前に飛び立って行きました。
それはともかく、選手を乗せたバスが到着しました。
朝日が登ったばかりなので、この逆光です。
選手達が向かった先は・・・
まずは時差ボケや移動の疲れを取るために、ジムでいつもより丁寧に、じっくりとストレッチを行います。
そして、少しずつ体をほぐしていきます。
こちらは本日のメニューの説明を受けている様子。選手達には、リラックスした笑顔が目立ちますね。
重さよりも、瞬発性を重視したジムトレーニングが行われました。
ちなみに藤原選手は、バックスですが、トレーニングメニューの関係で同じくスクラムハーフの土永選手と共にフォワードに混じっています。
少し遅れてバックスの選手も到着です。
バックスも基本的に同じメニューです。
続いて、グラウンド(少し前まで野鳥がいたところ)にて、トレーニング。現在ロンドンは、10度以下。なかなかの寒さです。
選手だけ見ていると寒さがわからないかもしれませんが、エディーHCやスタッフの衣装を見ると寒さが窺えるかと思います。
グラウンドでは、試合に向けた調整も行われましたが、こちらはお見せできないので、とりあえず円陣です。
こちらは登録メンバーではない選手達。到着したばかりですが、次を見据えて早速、別メニューでトレーニングが行われました。
パシフィックネーションズカップでもそうでしたが、ノンメンバーから次の試合の登録メンバーに選ばれることは珍しくないので、ここでしっかり準備をする選手達にも注目しましょう。
エディーHCからも、今からしっかり準備することの大切さを選手に伝えられました。
一方、フッカーとして先発が決まった佐藤選手をはじめとするフッカーの選手は、居残りでスローイングの練習です。
平生選手。
そしてヨーロッパ遠征直前に緊急招集された佐川選手。
キッカーを務める李選手も残ってキック練習を行なっていました。
サム・グリーン選手もキックの練習です。
到着翌日ということで、トレーニング自体は、短い調整でしたが、疲れも見せず集中した良い練習ができていたと思います。明日は試合前最後の練習となるキャプテンズランを試合会場のウェンブリースタジアムで行います。