近年見つかった「知られざる生き物たち」6選
2023年5月7日の記事を編集して再掲載しています。
地球上には既知のものだけで約175万種の生物がいるそうです。まだ知られていない生物も合わせると、500万~3,000万種はいるのではという説もあるほど、多様です。
近年も新しい種や行動などが続々と観測されています。ピックアップしてご紹介します。
1. 輪になって前転するヘビ
This little cartwheeling snake is my favorite animal today :B Photo by Evan Quah pic.twitter.com/LlEHJNEkJX
— Release The Hodari 🐅 (@HodariNundu) April 5, 2023
マレーシアの研究者たちが偶然、ズナガハダカメヘビが転がってくるのを目撃、初めてカメラで撮影することに成功しました。天敵から逃れる際にとる行動なんだそうです。
2. ポケモンな名前がつけられた、新種のゴキブリ
シンガポールで発見された新種のゴキブリに「Nocticola pheromosa」という名前がつけられました。ポケモン「フェローチェ」の英語名「Pheromosa」にちなんでいて、長い触角や翅、細い足などが共通点。命名した科学者はもちろんポケモンファン。詳細はまだ不明ですが、人間に害はなく繊細な種であるとされています。
過去にもオーストラリアで、新種の甲虫にポケモン名がつけられています。
3. オーストラリアで発見されたカエル、デカすぎ
Image: Queensland Governmentオーストラリアで赤ちゃんくらいの大きさの超巨大オオヒキガエルが発見されました。オオヒキガエルの英語名(Cane toad)とゴジラをもじって「Toadzilla(トッドジラ)」と名付けられました。
Image: Queensland Government重さは2.7kgで、ギネス記録保持オオヒキガエルの「プリンス」(2.65kg)を上回ります(公式な測定が行なわれなかったため、ギネス登録はされませんでしたが)。
Toadzillaは安楽死させられており、博物館で展示されることになっています。
4. 水深8,000メートルで「超深海魚」を発見
Image: Photo: University of Western Australia伊豆小笠原海溝の海底8,336メートルで深海魚「スネイルフィッシュ」が泳いでいるところが撮影されました。これは“最深記録”で、ギネスに登録されました。
数日後には、8,022メートルの深さで捕獲にも成功しており、8,000メートル以上の深さで捕獲された初めての魚にもなりました。
ちなみに、日本の海底はほかの海底とは異なり、超深海でも魚がたくさんいるんだそうですよ。
5. 明らかになっていく、タコの謎行動
Image : E. Sampaio et al. 2020通りすがりの魚にパンチを食らわす。
Image: Godfrey-Smith et al. PLOS ONE, 2022貝殻を投げ合う。
タコに関してはいろんなトリビアがあります。
6. プラごみで暮らす海の生き物たち
浮遊プラスチックに生息する沿岸種のヒドロ虫と外洋種のフジツボImage: The Ocean Cleanup, in coordination with Smithsonian Institution海流にのって流れるプラスチックごみで暮らす海洋生物がでてきているそうです。
北太平洋亜熱帯旋廻とよばれる海流を浮遊するプラごみを調査したところ、本来であれば沿岸にしか棲息していない種が見つかったそうです。沿岸に住んでいたはずが、太平洋をプラごみに乗ってたゆたっていた、と。
これはあまりいいことではないそうです。「通常は住まない場所に移動して生態系に悪影響がでるかも」と言われています。
Source: 環境省