【虎将トーク】阪神・藤川監督、小幡離脱を「チーム全体として捉えていかなければいけない」「全体管理として…」

新潟に到着した阪神・藤川球児監督=新潟空港(撮影・松永渉平)

阪神が12日、甲子園で全体練習。小幡竜平内野手(24)が途中交代から一夜明け、「左下肢の軽度の筋挫傷」との診断を受けたと発表された。13日のDeNA戦に備え、新潟に移動した藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り。

★甲子園編

ーー新潟遠征。従来から地方創生の重要性を話している

「ねえ。前はタイガースファンがたくさんいてくれましたけど、いつ以来ですかね」

ーー2012年

「いてほしいですね。楽しみでいます」

ーー当時も新潟でプレーをした

「何度もプレーをしたことがありますけど、そんなに前だったのかな、という感じがしますけど。野球熱が下がっている地域が全国にはあるので。でも今、プロチームがありますよね。どこだっけ」

ーーオイシックス

「そうですね。ですから、あの時、タイガースを応援されていたファンの方々が来てくれることを願いながら、選手は入れ替わっていますけど、90周年ですから、ぜひ来てもらいたいと思いますね」

ーー覚えていることは

「うん、まあまあ、あの店がまだあるかなあと、そんなところですね」

★伊丹空港編

ーー小幡について

「軽度な筋挫傷と言いますか。この段階なので、長引くよりも一度登録を外して、という判断になりましたね」

ーー短期間で戻すために無理をさせない

「筋肉のことなので、軽度のところから無理をしてやると、シーズン全般に対して、難しくなってくることは考えられますからね。幸いなことに、ほかの選手もいますからね」

ーーファームの方から補充は

「明日(13日)になれば分かるんじゃないですかね」

ーー小幡の最短10日での復帰は

「それはもちろん、そうなればいいし。小幡選手個人より、チームとしてトレーナー、ストリングスコーチとして再発防止とか、これまでにやっていることが、チーム全体として捉えていかなければいけないので。小幡のみではなく1、2軍の選手の全体管理として、再度改めて、組織として、どうしてこうなったのか、また、今後それをどう対策していくかということは常にやっていかなければいけない。小幡は小幡で彼は彼で、この期間に自分の体を見つめ直して、アスリートなので、故障は絶対にありますからね。なぜだ、ということは簡単なので。そうではなくて、どうすれば、こういうことがなくなるのか、どうすれば早く治せるのか。アスリートは、それを勉強しながら、失敗とともにいきますから。彼は彼なりにやってくれればいいかな、と思います」

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