Nothing Watch Pro2を9カ月間使った正直レビュー|「安くてカッコいい」だけじゃ語れない「クセ」の正体
ここからは9カ月間使ってわかったCMF Nothing Watch Pro 2のクセやイマイチだったところをご紹介します。 スマホとの接続が不安定 ネット上ではかなり指摘されていた「スマホとの接続が不安定」問題。私は基本的に1日1回接続し直すって感じです。 正直、スマートウォッチデビュー勢なので「こういうものなんだろうな」と思っていたこともあり、そこまで気になってませんでした。一般的に見ると不安定らしい。 でも個人的に「通知がまともに届かない」問題はかなり感じています。基本的に通知が届かないのですが、突然通知がONになるのかまとめて届くときがあります。 「通知がまともに届かない」問題の影響もあってか、スマートウォッチを使いはじめる前と後でスマホをチェックする回数に変化はないですね。 スマホ依存を減らすためにスマートウォッチの導入を考えている人にはCMF Nothing Watch Pro 2は向かないかも。 次第にバッテリーがヘタる 公式では「最大11日間バッテリーが保つ」と紹介されていたCMF Nothing Watch Pro 2。確かに、使いはじめは余裕で2週間近くバッテリーが保っていたので文句なしでした。 しかし、使いはじめてから半年が過ぎた辺りから、次第にバッテリーの消費スピードが激増。最近では1週間に1回は充電しないと厳しいくらいになってしまいました。 ただ充電スピードは早く、お風呂のタイミングで20分充電しておけば100%になるので、少し面倒は増えますが現状、文句なく使えています。 細かい操作感がストレス 本当に細かい部分ですが、回転クラウンでの操作にちょっと遅延があって、メニュー画面での選択が一発で決まりにくいです。また、感度も絶妙に高く、1〜2個前の選択肢に戻す……といった細かい選択がしにくい。 もちろん画面タッチにも対応しているのですが、メイン画面からメニュー画面への移動ができないため、画面タッチだけで操作を完結できないんですよね。絶妙に痒いところに手が届いてない感じがします。 ここまでCMF Nothing Watch Pro 2を9カ月間使ってみてわかった良かったこと、イマイチだったことを紹介してきましたが、私は基本的には満足しています。 しかし最近、ランニングが日課になったこともあり、ちょっとワークアウト寄りかつミドルレンジモデルが欲しいと思っています。 ▼狙い目はこの辺りかも どれを買うかはさておき、とりあえずセールが楽しみです!
ライフハッカー編集部 北田力也