【●虎将トーク】阪神・藤川監督、5日からの首位攻防戦に「また新しい一日です」今季東京Dで3戦3勝
(セ・リーグ、阪神2ー5ヤクルト、7回戦、阪神4勝3敗、4日、甲子園)阪神の連勝が「2」で止まり、D1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が初黒星を喫した。同点の七回1死から四球と安打で1死一、二塁とされ、代打増田珠外野手(25)に2点三塁打を浴びて、降板した。さらに2番手漆原大晟投手(28)の暴投で4点目を献上した。伊原は自己最長、最多の6回⅓、100球を投げ、7安打4失点で初黒星(1勝)を喫した。2点差の九回には島本浩也投手(32)がダメ押しの5点目を失った。打線は森下翔太外野手(24)の3号ソロと内野ゴロによる2点のみ。1安打の佐藤輝明内野手(26)は自己最長を更新する6戦連続打点を逃した。一日で2位に後退し、5日から1差で追う首位巨人との3連戦(東京D)に向かう藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り(成績=16勝13敗1分、観衆=4万2590人)。
ーー伊原を先に援護したかった
「そうですね。相手の石川投手にね、前回に続くといいますか、うまくピッチングされたなというところですかね」
ーー対策よりも相手の方が上だった
「まあ、そうですね。まだまだペナントレースありますからね。相手が上回ったというところですね」
ーーいい当たりが正面を突いたのも痛かった
「それは野球ですからね。どちらもあると思います」
ーー伊原は球数的にもあの回まで
「勝負どころですからね。あの辺りを今後に生かしてくると思いますから」
ーー打たれてもいい経験になるか
「それは勝負ですからね。彼が作ってきたゲームですから。糧にしていくというところですね」
ーー先発左腕を打ち崩すことが大きな課題になるか
「大きいかどうかわからないですけど、その課題を克服すればいいだけのところで。まあその日その日ですね。今日は残念な結果ですけど、また明日から頑張りますよ」
ーー東京ドームでまだ負けていない
「ああ、また新しい一日ですのでね、富田と戸郷投手ですかね。いいゲームができるようにやっていくというところですね」