「銀魂」吉原炎上篇が映画化!新規作画で2026年公開、空知英秋描くティザービジュアルも(動画あり / コメントあり)

2025年8月16日 20:00 17 コミックナタリー編集部

空知英秋原作によるアニメ「銀魂」の「吉原炎上篇」が完全新規作画で映画化。「新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-」のタイトルで、2026年に劇場公開される。空知が描き下ろしたティザービジュアルと特報映像も到着した。

これは本日8月16日に行われた「銀魂20周年プロジェクト」のイベント「銀魂まるちばーす祭り」で発表された情報。「吉原炎上篇」は、地下遊郭都市・吉原桃源郷を舞台に展開されるエピソード。スリで生計を立てている少年・晴太と出会った銀時は、彼が生き別れの母、吉原一の花魁である日輪に会いたい一心でスリをしていたことを知る。銀時たちは晴太の願いを叶えるべく吉原に乗り込むが、そこに立ちはだかったのは、吉原を支配する夜王”鳳仙”だった。原作単行本25~26巻に収録されたエピソードで、TVアニメでは第139~146話までの全8話で描かれた。なお映画はスクリーンのアスペクト比が2.35:1のシネマスコープで上映される。

ティザービジュアルは火の粉が舞う中、わずかに笑みを浮かべた銀時の横顔を描いたもの。銀時の「お前にゃ俺の火は消せねェよ。俺達の火は消せやしねェ」というセリフから始まる特報映像には、銀時、新八、神楽の万事屋メンバーのほか、月詠、晴太、日輪、神威、鳳仙といった「吉原炎上篇」のキャラクターたちが登場した。さらに、原作ではこのエピソードに登場しなかった桂や、真選組の近藤、土方、沖田、山崎の姿も収められている。

監督は安藤尚也、監修は藤田陽一、脚本は岸本卓、キャラクターデザイン/総作画監督は竹内進二が務め、アニメーション制作はBN Picturesが手がける。空知からはコメントが到着。「銀魂はアニメも小説も映画も実写も全部なんとか成功…というか成功したように見せてギリギリ勝ち逃げしてきた稀に見る幸せな作品ですが、このままいくとどこかで大爆死するまで止まれない事になるので、そろそろ杉田さんの下半身事情等の問題で華々しく爆散し終わっていくのも銀魂的には勝ち逃げかなと感じております」と綴った。

「新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-」特報映像

空知英秋コメント

皆様の応援のおかげで銀八先生アニメ化、そして、またまた映画が制作される事になりました。ありがとうございました。連載が終了してから6年もたつ作品が、未だに汚い大人達の小銭稼ぎの道具になり、味がしなくなるまでしゃぶり尽くされているのを見るのは、それはそれで作家冥利に尽きるなと通帳を眺めながら感じております。銀魂はアニメも小説も映画も実写も全部なんとか成功…というか成功したように見せてギリギリ勝ち逃げしてきた稀に見る幸せな作品ですが、このままいくとどこかで大爆死するまで止まれない事になるので、そろそろ杉田さんの下半身事情等の問題で華々しく爆散し終わっていくのも銀魂的には勝ち逃げかなと感じております。皆さん銀八先生、映画、共々、杉田智和のこれからの活躍にも期待していてください。

一番汚い黒幕より

この記事の画像・動画(全2件)

「新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-」

2026年全国公開

スタッフ

原作:空知英秋(集英社ジャンプコミックス刊)監督:安藤尚也監修:藤田陽一脚本:岸本卓キャラクターデザイン/総作画監督:竹内進二アニメーション制作:BN Pictures

配給:ワーナー・ブラザース映画

キャスト

坂田銀時:杉田智和志村新八:阪口大助

神楽:釘宮理恵

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