「何がしたいの?」YOSHIKI 人気アニメ劇中曲のバンド名に「複雑な気持ち」と蒸し返しファン困惑…その後投稿削除の二転三転

ABEMAが8月14日に発表した「アニメ週間ランキング」(同月4日週)で、視聴数1位を獲得した『ダンダダン』(第2期・MBS/TBS系)。前週でも2位にランクインするなど、今期放送アニメのなかでも人気が高いいっぽう、国民的バンド「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)をめぐる“場外トラブル”がSNSを騒がせている。 【動画あり】『紅』と酷似?YOSHIKIが「著作権侵害の可能性」指摘した人気アニメの楽曲 本作は龍幸伸氏の同名原作漫画をアニメ化した作品で、幽霊の存在を信じる女子高生と宇宙人の存在を信じる少年が怪奇現象と戦う様を描いたオカルト青春物語。YOSHIKIとの“トラブル”の発端は、8月7日に放送された第18話だった。 この18話では、仲間に取り憑いた妖怪「邪視」を祓うために、“音を響かせる力があるバンド”という触れ込みで登場したバンド「HAYASii」が、メタル調のハードな曲『Hunting Soul』を披露する場面があった。放送翌日の8日、YOSHIKIはXを更新し、同曲をめぐって、こう疑問を投げかけた。 《何これ、 XJAPANに聞こえない?》 《えー? この件何も知らないんだけど、こういうのってあり? ファンのみんな、何が起こっているのか教えて》 また、YOSHIKIはX JAPANの代表曲『紅』と『Hunting Soul』が似ているということを示すためか、自身のYouTubeチャンネルで公開されている『紅』の動画も投稿し、《著作権侵害の可能性がある》と弁護士から連絡がきたことも告白。その上で、《ちなみに、X JAPANの「紅」の著作権はソニー・ミュージックパブリッシングが管理しています。作曲したのは自分ですが、私自身も、この曲を使用する際には自分でさえも許可を得ることがよくあります》とも綴っており、権利関係の確認が取れているのかを問いただす姿勢を見せていた。 いっぽう、「HAYASii」のギターサウンドを担当するギタリストのマーティー・フリードマン(62)がYOSHIKIの投稿に《Yes, my band and I did it out of love and repsect for X Japan!(編集部注:はい、私のバンドと私はX JAPANへの愛と尊敬を込めて演奏しました!)》と反応すると、YOSHIKIは《また一緒にセッションしましょう!》と好意的にリプライした。 そして、9日には、《今回の件、急に連絡が来て驚いて、つい呟いちゃいました。お騒がしてすみません。ごめんなさい》と謝罪。YOSHIKIが、自身のファン、そして『ダンダダン』のファンの目に触れるXというプラットフォームで、事務的な問題をめぐる“トラブル”を、ファンに問いかける形で言及したことに賛否の声が上がるなか、ようやく事態が収束したかと思われたが……。 それから9日後の18日午前、YOSHIKIは、先のマーティーの投稿を引用リポストするかたちで、バンド名の「HAYASii」について、突如こう訴えたのだ。 《よく考えたけど、これ俺のLast Name?自殺した俺の父の名前?著作権や肖像権は色々な会社が動いているので任せているけど。この件は直接話う?》(原文ママ) そして、《自分のことを書かれた本が出版されるまでは、自分は“Yoshiki“だけを名乗っていた、父が自ら命をたった、と言う事実と今に至るまで、むきあえないまま生きてきたから》と長らく抱えてきた葛藤を打明けながら、こう続けた。 《とても複雑な気持ち、みんな、悪気わないのはわかってるっけと.. 心が痛いしなぜか涙が出た》(原文ママ) 今度は曲の中身ではなく、バンド名について違和感をあらわにしたYOSHIKIだが、今回の投稿に、Xではこんな声が上がっている。 《何がしたい(して欲しい)の?って感じやなぁ…》 《双方のファンが見たくないんじゃないかな。然るべき場所で落とし前つけて欲しい》 《YOSHIKIさ、これ以上の僕たちファンが苦しむだけのムーブは辞めてくれ…ダンダダンにXみたいなの出てきた時は嬉しかったのに…》 《パロディに怒るのはいいけどそう言うのは裏でやってくれよ当事者同士で話し合って結論が出てから結果だけ書いてくれ YOSHIKIのファンもダンダダンのファンも誰も幸せにならないんだわ》 《あとこういうのはSNSじゃなく、裏でやってくれ!! 自分のイメージが下がるだけだぞ》 「今回の曲は冒頭の『お祓いだー!』というシャウトは『紅』を意識しているでしょうし、X JAPANを感じさせる部分はありますが、携わったマーティさん自身が言っているようにリスペクトを込めた“オマージュ”です。バンド名の『HAYASii』に関して、YOSHIKIさんの本名とのダブルミーニングの可能性も否定はできませんが、『お囃子』が由来と原作ファンの間では言われています。YOSHIKIさんは8日の時点で《今気づいた!これって俺の林かな?笑》と好意的な様子でしたが、この10日間で不満が募ったのであれば、しっかりと制作側と話をするべきでしょう。 ただ、ファンとしては、そういった思いがYOSHIKIさんの心の内にあっても、“見えないところ”でやってほしいというのが本音でしょう。前回に関しても、しかるべき関係先に裏で確認を取る前に、《こういうのってあり?》と双方のファンを巻き込むような動きが批判を浴びていたわけですから」(WEBメディア記者) なお、YOSHIKIは18日昼、《今回の件、全て関係者に任せます。I will leave this matter to the people involved.》と表明。発端となった8日の一連の投稿、そして作中のバンド名を指摘した今回の投稿も、現時点で削除されている。

女性自身
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