「13試合で打率.214、出塁率.306、長打率.360」米野球記者がNLCS以降のドジャース打線の不振を分析「何人かの選手によれば、最大の問題は…」
MLB
ブルージェイズに王手をかけられているドジャース。ゴンザレス記者はチーム全体の打撃不振を指摘する。(C)Getty Images
MLBの最終決戦で世界一の球団を決めるワールドシリーズ(WS)は、第5戦まで終了。2連覇を狙うロサンゼルス・ドジャースは2勝3敗で、トロント・ブルージェイズに王手をかけられている。 第1戦を4対11で落としたものの、2戦目を5対1、3戦目は6対5(延長18回)で制し、一時は勝ち越した。ところが4戦目は2対6、5戦目は1対6で2連敗を喫した。 厳しい状況のなかで、ドジャース打線の不調に注目したのが米スポーツ専門局『ESPN』の野球記者アルデン・ゴンザレス氏だ。同氏は「2025年ワールドシリーズ:ドジャースの低迷する打線を分析する」と題した記事で、ナ・リーグ地区シリーズ(NLCS)以降、チーム全体で打撃不振に陥っていると指摘する。 「13試合で打率.214、出塁率.306、長打率.360。得点圏でのOPSは.544。その期間中のドジャースの9勝は、1人で戦うことを不当に求められている先発ローテーション投手の証である」 各打者については、上位を打つフレディ・フリーマンとムーキー・ベッツに始まり、マックス・マンシー、エンリケ・ヘルナンデス、アンディ・パヘスの低打率に言及する。 大谷についても、2本塁打を放ったシンシナティ・レッズとのナ・リーグワイルドカードシリーズ第1戦(10対5)とWS第3戦、3ホームランをマークしたミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦(5対1)を除けば、「48打数6安打にとどまっている」と手厳しい。 また、三振率がレギュラーシーズンよりも約3%上がっているものの、プレーオフに登板する投手の質を考えると酷くはないとし、こう続ける。 「何人かの選手によれば、最大の問題は打者が中途半端な状態にあること、間違ったタイミングで消極的になり、打ちにくい球に対しては攻撃的過ぎ、全体的にアプローチが十分に慎重でない」 WS第5戦から1日の休養日を経て、ドジャース打線は息を吹き返せるのだろうか。WS第6戦は、日本時間11月1日の9時にプレーボール予定。先発投手はドジャースが山本由伸、ブルージェイズはケビン・ゴーズマンが予想されている。 構成●THE DIGEST編集部
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