iPhone 15が7.6万円で売れる!? 「使わないiPhone」を1番高値で売る方法は?
「メルカリ」や「ラクマ」などフリマサービスを利用した個人売買の方法もあります。この場合、自分で価格を設定できるため、需要があれば相場より高く売れることがあります。 ただし、商品の写真撮影や出品、購入者とのやりとり、梱包や発送など、全て自分で行う必要があります。また、購入者とのトラブルや、返品・クレームなどのリスクもあり、慎重さが求められます。
先ほど紹介した方法の中で、一番高値で売れやすいのはフリマサービスです。自分で値段を決めることができ、タイミングや需要によっては相場より高く売れるケースもあるからです。 しかし同時に、売れるまでにどのくらい時間がかかるかわかりませんし、売れない場合もあります。また、商品が抜き取られて返品されるなど、トラブルや犯罪被害に遭うリスクもあります。こうした注意点をしっかり理解した上で利用することが大切です。
新型iPhone 17シリーズの発売にあたり、筆者も「iPhone 12 Pro Max」から「iPhone 17」への買い替えをしました。このとき、古い「iPhone 12 Pro Max」はApple公式の下取りプログラム「Trade In」で売却しました。 Trade Inを選んだ理由は大きく2つあります。 まず1つ目は「減額されにくく、結果的にお得になりやすい」ことです。筆者のiPhoneはキズやヘコミもなく状態は良好でしたが、長年使ったためバッテリーの消耗が激しく、付属品や箱もほとんど残っていませんでした。中古買取会社の場合、こうしたバッテリー劣化や付属品の欠品は査定額の大幅な減額につながります。 たとえば、「イオシス」ではiPhone 12 Pro Max 128GBの場合、買取の上限は5万5000円ですが、「付属品なし・バッテリー劣化」を考慮すると30%減額として3万8500円となります。さらに、査定担当者が本体にキズを見つければ、さらに下がることも想定されます。このような状況を考え、比較的基準がやさしいAppleに「最大3万9000円」で引き取ってもらった方が、結果的に得だと判断しました。 2つ目は「手続きの簡単さ」です。Apple Trade Inはウェブで申し込んで発送するだけで完了します。筆者の場合、iPhone 17の購入代金から下取り分が自動的に差し引かれ、現金のやりとりも不要。面倒な手続きや煩わしさがなく、非常にスムーズでした。この簡単さも大きなメリットです。
Page 2
一方、購入から1~2年ほどの新しいiPhoneの場合は、中古買取会社の方が有利です。なぜなら、買取相場の満額で買い取ってもらえる可能性が高いからです。 たとえば、iPhone 16 128GBの買取価格を比較すると、「Appleでは最大7万4000円」「イオシスでは最大8万6000円」と、その差は1万2000円にもなります。このように、中古買取会社の方が高値になることが多いです。ただし、査定額は会社ごとに違うので、複数の会社で見積もりを取って比べるのが大切です。「A社は7万3000円だったがB社は8万円だった」といったケースも珍しくありません。 納得のいく価格で売るためには、時間をかけて比較検討することをおすすめします。
ばんか(インターネットサービスガイド)