ホテルの一室で韓国軍の交信を傍受、軍装店を開いて米軍関係者を抱き込み…中国人2人を拘束
【TV朝鮮】(アンカー)
中国人が韓国の軍事施設や空港を密かに撮影して摘発されることはありましたが、今回の事件は次元が違うようです。韓国国内の軍事施設周辺で軍の交信を盗聴し、内部者を通じて軍事情報を流出させた中国人2人が拘束されました。いずれも中国の元軍人でした。キム・スンドン記者のリポートです。
(記者リポート)
米軍のF16戦闘機が滑走路を蹴って飛び立ちます。
作戦遂行時、管制塔との交信は必須ですが、中国国籍の60代の男がこの無線交信をリアルタイムで盗聴していたことが分かりました。
群山空港の滑走路から1キロも離れていないホテルに滞在し、アンテナなどを設置して交信内容を盗み聞きした疑いです。
相手に気づかれないよう、受信のみ可能な単方向装備を使い、盗聴の探知も避けていた―というのが警察の説明です。
(ホテル関係者)
「米軍部隊の前にあるので、(外国人が)よく来ます。〈その方(中国人)はどのくらい滞在していたのですか?〉申し訳ありません」
去る7日に警察に摘発されたこの男は、中国人民解放軍出身であることが明らかになりました。
2024年以降、十数回にわたり韓国を訪れていますが、訪問期間はいずれも韓米空軍の軍事訓練期間と重なっていたことが調べによって分かりました。
私の後ろに見える米軍基地の前で、軍装店を開いて活動していた中国国籍の男も警察に逮捕されました。
この男もやはり中国軍出身で、2021年から平沢基地の前で軍用品を売りながら身分を偽装してきました。
米軍基地内の勤務者を抱き込み、韓米合同訓練の計画や人事資料まで流出させた疑いが持たれています。
警察は2人とも身柄を拘束し、押収したノートパソコンや携帯電話を分析して、流出した情報の最終目的地と背後関係を追跡しています。テレビ朝鮮のキム・スンドンがお伝えしました。
キム・スンドン記者
(2026年8月11日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>