【直前インフォメーション】天皇杯-2 栃木SC戦のポイント(25.6.11)
今季初ゴールが期待される白井亮丞。
天皇杯2回戦、東京ヴェルディは栃木SCと19時から味の素スタジアムで対戦する。確実にトーナメントを勝ち上がり、かつ新戦力が台頭するきっかけにしたい一戦だ。
■初戦で足もとをすくわれるわけにはいかない
昨夜のFIFAワールドカップアジア最終予選、日本代表はインドネシア代表に6‐0の大勝。僕はリビングのソファーに寝そべり、青のゴールラッシュを漫然と眺めていた。
予選がスリリングだったのはとうの昔で、すでに日本は8大会連続の本大会出場を決めている。とはいえ、アジアは突破して当たり前のプレッシャーは相当なもので、対戦相手のマークもきつい。出場を途切れさせないのはたやすいことではない。
いくら国力があっても雑なやり方では通用しないのは、出場枠が広がった今大会も予選敗退となった中国を見ればよくわかる。より巨額のチャイナマネーを取り込みたかったFIFAは歯がみしているに違いない。通り道を目一杯広げてやったのに、これ以上どうすりゃええんじゃとさじを投げたくなる気分だろう。残念でした。
代表戦に気が入らなかったのは、翌日の天皇杯のことを考えていたせいもある。今回ほどメンバーの予想が難解、かつ興味をそそられる試合はない。
先日、お伝えしたとおり、ルヴァンカップの敗退が決まった8日の柏レイソル戦(1‐2●)の翌日がオフに変更され、天皇杯2回戦の栃木SC戦に向けての監督会見、および選手のコメント取りは中止となった。
(残り 1260文字/全文: 1944文字)
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。