【●虎将トーク】阪神・藤川監督、湯浅は「使える投手として起用」球威やキレは「戻る、というほど見られていない」

試合に敗れた藤川球児監督ら阪神首脳陣=バンテリンドームナゴヤ(撮影・甘利慈)

(セ・リーグ、中日4ー1阪神、3回戦、中日2勝1敗、29日、バンテリンD)阪神のビジターでの連勝が「8」で止まった。先発才木浩人投手(26)が二回、細川成也外野手(26)にチーム13試合ぶりの本塁打を許し、五回には1死一塁からバントの構えを見せた涌井秀章投手(38)に四球を与えるなど、3点を失った。才木は6回4失点で3敗目(2勝)。七回に登板した湯浅京己投手(25)はレギュラーシーズンでは23年6月15日オリックス戦(甲子園)以来のマウンドで1回無失点。佐藤輝明内野手(26)は四回の9号ソロで自己最多の月間8本塁打とした。打線は7安打で、ソロによる1点のみ。2連敗の藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り(成績=14勝10敗1分、観衆=3万6313人)。

ーー湯浅が復帰登板

「そうですね。結果、何とかゼロで帰ってきたので、良かったんじゃないですかね」

ーーボールも以前のように戻ってきた

「戻る、というほど、そこまで見られていないので」

ーーここまでの歩みを見てきて

「僕ですか? いや、僕は普通に、今使える投手として起用しているのみです」

ーー力になってほしい

「それはもう、全員ですね。同じです」

ーー才木は相手にワンチャンスをモノにされた

「まあ、本当に100%、今日のゲームに勝つためにベストが尽くせたのかということを、バッテリー共々、自分たちで考える必要があるのではないですかね」

ーー涌井も経験豊富で手強かった

「まあ、自分たちからリズムを崩せば、それは当然、こういう結果になるし。作り直さないといけないですね」

ーー七回もチャンスを作ったが(無死一、三塁で無得点)

「その前からゲームのリズムが非常に…才木と梅野がバッテリーで持ってくるような展開ではないモノを持ってきていますからね。次以降の反省にしてやり返す、それしかないですね」

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