「肘がカラダに当たってます」新幹線で隣のオジサンに指摘をしたら「うるさい」と逆ギレ。20代女性が感じたある疑惑【専門家助言】(FORZA STYLE)
年末年始は、帰省や旅行を楽しみにする人々で新幹線が混雑を極める。JR西日本が2025年12月16日に発表した年末年始期間(12月26日~1月4日)の指定席予約状況によれば、提供座席数約445万3千席のうち、約172万6千席がすでに予約済みだという。
特に「のぞみ」号は全席指定席で運行され、帰省ラッシュのピークは下りが12月27日、上りが1月3日。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は「混雑する移動時期は、車内トラブルも急増しやすい。特に満席の状態では人との距離が近く、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクが高まる」と警鐘を鳴らす。 「SNSでトラブルが拡散されることもしばしばありますよね。自由席に座れず、子どもをダシにして席を譲ってもらおうとしたり、インバウンドの方が予約なしの席に座っていたり…リアルを呟く声が後を絶ちません」 しかし、混雑期に起きるトラブルは座席をめぐるものだけではない——。 混雑した車内では、人との距離が近いがゆえに起きる、予期せぬ不快な出来事もある。今回、年末年始の新幹線で思いもよらぬ車内トラブルに遭遇した女性からお話を聞いた。 「まさか新幹線でこんな目に遭うなんて、信じられなくて……」 20代の女性は、年末年始に帰省するため新幹線の指定席に座っていた。通路側の席に座ると、後から隣に乗ってきたのは50〜60代の男性だったという。 発車してしばらくすると、隣の男性が肘掛けに腕を置き、徐々に女性との距離を詰めてきた。 「最初は偶然かと思ったんです。でも、何度も何度も腕がカラダに触れてくる。すごい不快感でした」 それでも女性は「考えすぎかな」と自分に言い聞かせていたそう。ところが… 「明らかに故意だと確信した瞬間があったんです。私が引っ込めても、男性が追いかけるように寄せてきて」 女性は意を決して「腕がカラダに触れているので、少し離してもらえませんか?」と指摘したそうだ。すると相手は——。 ー俺の方が明らかにカラダでかいんだから、少しはみ出すのはしょうがないだろ! ー金払って指定席買ってんだよ!!! 怒号が響いたという。女性は恐ろしさに震えたそうだ。 「最悪な気持ちでした。乗車直後だったので、この先2時間ずっとこの席なのかと思うと本当に辛かった。でもこの顛末を見ていたある人が助けてくれたんです。あの人たちがいなかったら私、デッキで立っていたと思う。隣の男性の気持ち悪さは今でも脳裏に焼き付いています」 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、こうした車内での不快な接触について次のように指摘する。 「混雑する車内では、故意か偶然かの判断が難しいケースも多い。しかし、繰り返し接触がある場合や明らかに不自然な動きがある場合は、迷わず車掌や駅員に相談すべきです。被害を受けた方が一人で抱え込む必要はありません」 隣同士、肩が触れ合うのは致し方ないところもある。そこに配慮があるのは当然だが、故意だとしたら——それは許されない行為である。 【関連記事「密着痴漢って知ってる?」で私を助けてくれた人物とは。『痴漢』の言葉を聞いて50代男性が取ったお粗末な行動。 ※本記事で使用している写真はイメージです 【取材協力】危機管理コンサルタント|平塚俊樹氏【聞き手・文・編集】常田真悠 PHOTO:Getty Images 【出典】JR西日本「年末年始期間の指定席予約状況について」(2025年12月16日発表)