スパイ気分になれる。自己破壊型SSDのインパクトが強すぎる
煙が出て爆発する仕様ではないためご安心を。
先日台湾で開催されたCOMPUTEX 2025にて、誰もがスパイ気分になれる斬新なSSDが展示されていました。その名も「T-CREATE EXPERT P35S Destroyed Portable SSD」(以下、Destroyed Portable SSD)。超が付くほどインパクトのあるネーミングがいいですね。
いざというときに。二段階操作でSSD内のデータを簡単に破壊可能
Photo: ギズモード・ジャパンTEAM GROUPがお披露目したDestroyed Portable SSDは2TBのストレージを搭載し、最大1000MB/sの転送速度に対応。ここまではごく普通のSSDですが、ほかと明らかに違うのは製品の見た目と独自のデータ削除機能。
正面のボタンをスライドして、その後押し込むことでSSD内のデータを永遠に葬り去ることができるという、まるでスパイ映画に登場しそうなガジェットなのです(特許取得済みの電流が流れることで、データを復元不可能状態まで破壊するんだとか。)
簡単にデータを完全破壊できるSSD、どんな人におすすめ?
Photo: ギズモード・ジャパン大切なデータの保存やバックアップにSSDを使っている人は多いと思いますが、Destroyed Portable SSDはセキュリティ面が不安な人にこそオススメなモデル。
たとえば、国家機密に関する情報を握っていて命を狙われている人、絶対絶命の状態で瞬時にデータを削除したい人、イーサン・ハントやジェームズ・ボンドに憧れてる人にピッタリなSSDといえるでしょう。
■イベントで「COMPUTEX」の報告会やります
5月20日~23日にかけて台湾で開催される、コンピューター関連の展示会「COMPUTEX TAIPEI 2025」。
ギズモードでもCOMPUTEXを取材していますが、その報告会を6月6日のイベント「AI First Lounge Vol.2」で行う予定です。
私達が触れるAIはこれからどこへ向かっていくのか、PCやスマートフォンといったガジェットのトレンドとあわせて、未来を予感できるお話を持って帰ってくるつもりです。
また、「アジアのAI現在地」として、楽天グループの大越 拓さん、電通デジタルの鈴木初実をゲストとしてお招きし、日本でのAI開発のお話をうかがいます。
参加費は無料、ぜひお越しください。