プーチン氏、南ア・印・ブラジル首脳と相次ぎ電話協議 米ロ首脳会談巡り

ロシアのプーチン大統領は18日、南アフリカやインド、ブラジルの首脳らと相次いで電話会談し、15日に米アラスカ州で行ったトランプ米大統領との会談について協議した。モスクワで同日撮影(2025年 ロイター/Sputnik/Vyacheslav Prokofyev/Pool via REUTERS)

[モスクワ/ニューデリー/サンパウロ 18日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は18日、南アフリカやインド、ブラジルの首脳らと相次いで電話会談し、15日に米アラスカ州で行ったトランプ米大統領との会談について協議した。

トランプ大統領は18日、ウクライナのゼレンスキー大統領や欧州首脳らとの会談を開く。

クレムリン(ロシア大統領府)によると、南アのラマポーザ大統領は会談で「ウクライナ危機の平和的解決に向けた外交努力への支持」を表明。ロシアと南アフリカの包括的戦略的パートナーシップの一段の発展についても協議したという。

インドのモディ首相とは、ウクライナ危機の長期的な解決の見通しについて協議し、ウクライナ問題を含む他の国際情勢に関し対話を継続することで一致したという。

モディ首相はXに「友人であるプーチン氏からの電話と、アラスカでのトランプ大統領との会談についての見解の共有に感謝する」と投稿し、両国の交流の継続に期待を表明した。

ブラジル大統領府によると、ルラ大統領はプーチン氏と30分間の電話会談を行った。ルラ大統領は「ロシアとウクライナ間の紛争の平和的解決に向けたあらゆる努力に対するブラジルの支持を再確認した」という。

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