200勝まであと35勝...日本復帰宣言の前田健太、争奪戦か 候補になりうる3球団...可能性は

 元ヤンキース傘下3Aの前田健太が2025年11月6日、自身のインスタグラムを更新。メジャーで過ごした日々を英文の長文で振り返り、「来シーズンから日本でのキャリアを続けることにしました」と以前から明かしていたNPB復帰の意向を改めて示した。 【画像】大リーグでは3球団でプレーしたマエケン。直近のインスタグラム投稿で、1枚目に選んだ画像で着ていた球団のユニフォーム ■先発陣の層が薄い球団には魅力的  今季はタイガースで7試合に救援登板して防御率7.88。その後にカブス、ヤンキースのマイナー傘下でメジャー昇格を目指したが叶わなかった。  近年の成績を見ると下降線をたどっているが、日米通算165勝をマーク。日本のファンの前で通算200勝を達成したいと以前から語っており、11年ぶりに日本球界復帰が実現すれば、大きなモチベーションになるだろう。  先発陣の層が薄い球団にとっては魅力的な投手と言える。  巨人は今季規定投球回をクリアした投手が11勝をマークした山崎伊織のみ。エースの戸郷翔征は好不調の波が激しく2度のファーム降格を経験するなど、8勝止まりだった。  しかも、左腕のグリフィンが今オフにメジャー復帰する可能性があり、即戦力の先発投手は1人でも多く欲しい。前田が加入すれば、今季日米通算200勝を達成した同学年の田中将大にとっても大きな刺激になるだろう。

 DeNA、ヤクルトも獲得に動く可能性があるか。  今季2位のDeNAは先発の柱としてチームを支えたグリフィン、ケイが退団する事態を想定しなければいけない。  最下位に低迷したヤクルトも今季2ケタ勝利はゼロで、規定投球回数をクリアした投手もいなかった。池山隆寛新監督が就任して巻き返しを図る中で、先発陣の強化は最重要課題だ。  スポーツ紙記者は「37歳という年齢を考えると過度な期待は禁物ですが、経験豊富でプロ意識の高い投手なのでチームに大きなプラスアルファをもたらすでしょう」と期待を込める。  複数球団の争奪戦が予想される中、前田が新天地で選ぶ球団が注目される。 (中町顕吾)

J-CASTニュース
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