Anker、モバイルバッテリー4製品を自主回収 内部短絡が発生するおそれ

アンカー・ジャパンのニュースリリース

 アンカー・ジャパンは6月26日、追加調査で新たに部材の不適切使用が確認されたとして、2024年9月に発表した一部モバイルバッテリーのリコール範囲を拡大。合計4製品がリコール対象となったことを明らかにした。

 対象製品や販売期間などの概要は以下のとおり。いずれもバッテリーセルの製造工程に問題があり、最悪の場合、内部短絡が発生する可能性があるとしている。

●モバイルバッテリー

■Anker Power Bank(10000mAh, 22.5W)

※ ふるさと納税返礼品「Anker 大容量モバイルバッテリー 10000mAh 川崎限定モデル」を含む

製品型番:A1257 対象期間:2025年6月26日までに販売した一部の製品 リコール条件:オンライン受付フォームでシリアルナンバーを入力し、対象と判別された製品 シリアルナンバーの記載箇所:本体背面(SN:の後ろに記載されたAから始まる16桁)

■Anker Power Bank(20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)

製品型番:A1647 対象期間:2025年6月26日までに販売した全ての製品

■Anker MagGo Power Bank(10000mAh, 7.5W, Stand)

製品型番:A1652 対象期間:2025年6月26日までに販売した全ての製品

■Anker 334 MagGo Battery(PowerCore 10000)

製品型番:A1642 対象期間:2025年6月26日までに販売した全ての製品

 同社は本件について、2024年9月のリコール開始後に実施した追加調査の結果、バッテリーセルの製造委託先で、新たに品質基準を満たさない部材の無断使用が判明したことを受けた対応と説明している。

 リコールは交換または返金対応となり、専用ウェブサイトまたはフリーダイヤルで回収キットを申し込むことが可能だ。

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