米消費者のローン申請却下率が大幅改善=NY連銀6月調査

ニューヨーク連邦準備銀行が21日公表した調査によると、6月の自動車ローンと住宅ローン借り換えの申請却下率が大幅に改善した。2022年6月、カリフォルニア州ロサンゼルスで撮影(2025年 ロイター/Lucy Nicholson)

[21日 ロイター] - ニューヨーク連邦準備銀行が21日公表した調査によると、6月の自動車ローンと住宅ローン借り換えの申請却下率が大幅に改善した。

住宅ローン借り換え申請却下率は15%と、調査開始以降最低だった2月の42%から大幅に改善。自動車ローン却下率も7%と、2月の14%から低下した。

融資申請が却下されると予想して融資を求めることを控えた借り手は7.2%と、2月の8.5%から低下。それでも、前年同月の5.5%は上回った。

調査結果からは、全体的な消費者の債務水準に若干のストレス拡大が見られるものの、足元の状況は総じてかなり健全であることが示された。

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