【試合結果速報】日本女子、大逆転で開幕5連勝! フルセットでタイを撃破 ネーションズリーグ/バレー
タイとの初戦に臨んだ日本代表(volleyball world提供)
バレーボール・ネーションズリーグ女子第2週(18日、香港)1次リーグが行われ、日本はタイをフルセットの末、下して開幕5連勝を飾った。第1セットを18-25、第2セットは23-25で落としたが、第3セットは25-20、第4セットは25-15で連取し、最終セットを15-11で香港ラウンド初戦をものにした。日本は第1週のカナダ・オタワ大会では4戦全勝、それもすべてストレート勝ち。20日に難敵イタリア、21日に中国、22日にチェコと対戦する。
★第1セット
タイが2点を先行。日本は主将の石川がレフトからクロスにスパイクを決め、初得点。4-5から和田がバックからフェイントを決め、5-5と追いついた。タイも粘り、日本は9-10。10-11から佐藤のアタックで追いつく。この後、12-16とリードされる。流れは変わらず、15-19。石川のアタックはアウトとなり、15-20となった。この後、ポイントは16-23。ここで日本は秋本を投入したが、タイにセットポイントを取られた。この後、日本は連続ポイントで18-24。しかし、タイに第1セットを先取された。
ライトからスパイクを放つ和田(volleyball world提供)★第2セット
序盤は5-5。タイにボールを拾われ、5-7。接戦となり12-12。島村の移動攻撃で1点リード。深沢のサービスエースで14-12とした。16-17とリードされ、ライトから和田のフェイントが決まり同点。17-19とされ、日本はたまらずタイムアウトを取った。この後、18-20。和田がブロック、バックアタックで連続ポイント。21-21となり、佐藤がレフトからスパイクを決め、22-21。しかし、タイが粘り22-23となった。石川のクロスのスパイクはアウトとなり、セットポイントを取られる。日本は1点を返したが、続くポイントを取られ、このセットもタイに取られた。
★第3セット
後がなくなった日本は2-0で先行。この後、5-2となり、和田のサービスエースで6-2。7-3から佐藤のスパイクが決まり、8点目。9-4から関のツーアタックで10点目。この後、得点は14-10。16-11から石川のスパイクが決まり、6点リード。この後タイが粘り、日本は18-15。ポイントはこの後、20-17。21-18で山田のブロックで4点差。島村のクイックが決まり、連続ポイント。23-19で和田のスパイクが決まり、セットポイントを取った。1点を返されたが、このセットは取り返した。
★第4セット
立ち上がりは2-2。山田のクイックで1点リード。6-4となり、石川のスパイクが決まり、7-4。この後、日本は10-6。12-8から佐藤が1枚ブロックで相手のスパイクを止め、5点をリード。日本は和田のスパイクなどでリズムに乗り、16-8とリード。1点を返されたが、佐藤がきれいにストレートスパイクを打ち抜き。17-9。19-11から和田のバックライトが決まり、20点目。和田のサービスエースで連続ポイント。22-14から、佐藤のスパイクが決まり、23点目。1点を返されたが、佐藤のレフトからのスパイク、石川の強烈なバックアタックで連取した。
★第5セット
15点先取の最終セット。序盤は2-4でリードされる。和田のスパイク、島村の移動攻撃で追いつく。さらに石川のスパイクが決まり、5-4。和田のサーブにタイの守備が乱れ、2点をリード。たまらずタイはタイムアウトを取った。7-5から佐藤のスパイクが決まり、8点目。9-6から佐藤のスパイクが決まり、10点目。タイが2点差に迫り、日本はタイムアウトを取った。佐藤のスパイクが決まり、11-8。12-9から、和田のスパイクを取り13点目。タイはタイムアウトを取った。13-10で、タイがサーブミス。マッチポイントを取った。タイに1点を返されたが、最後は石川のスパイクが決まり、開幕からの連勝を5に伸ばした。
★ネーションズリーグ
バレーボール・ネーションズリーグ国際バレーボール連盟(FIVB)が2018年から開催する国際大会。17年まで毎年開催されていた男子の「ワールドリーグ」と、女子の「ワールドグランプリ」が発展的に統合された。五輪、世界選手権と並んで3大大会の1つに数えられる。今大会は男女各18チームが出場。予選ラウンドは3週間で12試合を戦う。予選ラウンドの上位7チームと開催国の計8チームが、男子は中国・寧波、女子はポーランド・ウッチで行われる決勝ラウンドに進む。