“江戸×歌舞伎”ミステリーを描く映画『木挽町のあだ討ち』長尾謙杜＆北村一輝など追加キャスト12名解禁

作家・永井紗耶⼦の時代小説「木挽町のあだ討ち」を原作とした映画『木挽町のあだ討ち』が、2026年2月27日(金)より全国公開される。

永井紗耶⼦原作の「木挽町のあだ討ち」は、江⼾の芝居町・⽊挽町で起きた仇討ち事件に隠された真実を描く、極上ミステリー⼩説。第169回直木賞・第36回山本周五郎賞をダブル受賞し、2025年には歌舞伎として上映され、大きな話題を呼んだ傑作時代小説だ。

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主演は、『きみの⿃はうたえる』で数々の映画賞を受賞した実⼒派俳優・柄本佑。探偵のように仇討ち事件を追う主人公の⽥舎侍・加瀬総⼀郎を演じる。共演の渡辺謙は、芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者・篠田金治役だ。時代劇の名手である源孝志の監督・脚本により、“あだ討ち”を巡る江戸ミステリーを描き出す。

そんな仇討ち事件の裏側に関わる追加キャスト12名が一挙解禁。まず、物語の発端となる仇討ちを成した者・伊納菊之助を演じるのは、なにわ男子の長尾謙杜。父の仇討ちを見事に成し遂げた若侍として称えられるものの、実は誰も知らない秘密を抱えており、物語の鍵を握る重要な役どころだ。北村一輝は、そんな菊之助に仇討ちされる無法者で博徒の大男・作兵衛を演じる。また、森田座の内と外をつなぐ華やかな木戸芸者の一八(いっぱち)役に瀬戸康史、舞台裏の仕掛け人として金治を支える森田座の立師・相良与三郎役に滝藤賢一、女形で衣裳方の芳澤ほたる役に高橋和也。小道具方の久蔵役を正名僕蔵、その妻・お与根役を時代劇初出演となるイモトアヤコが演じる。

そして菊之助の父・伊納清左衛門役には、山口馬木也。沢口靖子が、その妻で菊之助の母としての深い愛情を滲ませる伊納たえ。めし屋「つるや」の看板娘・お三津役に愛希れいか、さらに、遠山藩の新藩主・遠山安房守役に野村周平、その家老・滝川主馬役に石橋蓮司が扮し、若き藩主と老練な家老の対立を通して“仇討ち事件”の背後にある藩の思惑を浮かび上がらせていく。