【試合結果速報】日本女子、 パリ五輪金のイタリアとの死闘に敗れる 最終セットは17-19 通算成績5勝1敗 ネーションズリーグ/バレー
バレーボール・ネーションズリーグ女子第2週(20日、香港)1次リーグが行われ、日本はパリ五輪金メダルの強豪イタリアと対戦し、フルセットの末、敗れた。第1セットを23-25で落とした日本は第2セットは25-16で取り返す。第3セットは15-25で失ったが、第4セットを25-20で奪取。日本は最終セットで4度マッチポイントを取ったが、17-19で敗れた。通算成績は5勝1敗、イタリアは7勝無敗となった。日本は21日に中国、22日にはチェコと対戦する。
★第1セット
日本は序盤、4-3の立ち上がり。宮部のサーブで相手を崩し、6-3。その後9-7から、石川のスパイクが決まり、10点目。11-8から関のサービスエースで4点差に広げると、イタリアはたまらず、タイムアウトを取った。13-12から、和田がブロック吸い込みで、2点リード。14-14から佐藤のスパイクはアウトとなり、逆転された。16-16で、和田のバックアタックで1点リード。19-19から和田のスパイクが決まり、20点目。石川のバックアタックが決まり、21-19。ここでイタリアがタイムアウト。この後、22-23と逆転され、日本はタイムアウト。23-24から佐藤のスパイクがアウトとなり、イタリアに先取された。
★第2セット
日本は6-4の立ち上がり。9-6から石川のサービスエースで10点目。この後、ポイントは13-11。17-14から佐藤のスパイクが相手ブロックをはじき、4点差。20-15で、イタリアのサービスミスで6点リード。日本の勢いは止まらず、23-15としたところでイタリアがタイムアウト。24-16で和田のサービスエースでセットカウントを1-1とした。
★第3セット
日本は1-4と先行される。この後、ポイントは4-6。4-8となり、日本はタイムアウト。しかし、佐藤のスパイクはブロックにかかる。さらにイタリアが連続ポイントで4-10。イタリアの勢いは止まらず、7-14。9-16で日本はタイムアウト。この後、ポイントは11-21。日本は15-25で取られ、セットカウント1-2となった。
★第4セット
日本は序盤、3-2の立ち上がり。5-5から、石川がブロックにつかまり、5-6。7-9から佐藤は相手のブロックにつかまり、10点目を取られた。この後、9-13とされ、日本はタイムアウトを取った。日本は粘り、12-13。ここでイタリアがタイムアウトを取った。12-15から和田のバックアタックで2点差。この後、連続ポイントで15-15。16-16から石川のスパイクが決まり、1点リード。イタリアのスパイクがアウトとなり、18-16となり、イタリアがタイムアウトを取った。19-17で、石川のスパイクが決まり、20点目を取った。23-19から石川のバックアタックでセットポイント。この後、1点を返されたが、日本がこのセットを取った。
★第5セット
最終セットは15点先取。最初のポイントは日本。宮部のスパイクが決まり、2-0。ここでイタリアがタイムアウト。この後、イタリアが3連続ポイント。この後、4-4。この後、6-6。7-9とされ、日本はタイムアウトを取った。この後、日本は粘り、10-10。11-12から宮部のクイックで同点。日本はこの後、4度マッチポイントを取ったが、イタリアも粘る。攻防が続き17-17。この後、和田のスパイクがブロックにつかまり、初めてマッチポイントを取られる。最後はイタリアの連続ポイントで接戦を落とした。
★ネーションズリーグ
バレーボール・ネーションズリーグ国際バレーボール連盟(FIVB)が2018年から開催する国際大会。17年まで毎年開催されていた男子の「ワールドリーグ」と、女子の「ワールドグランプリ」が発展的に統合された。五輪、世界選手権と並んで3大大会の1つに数えられる。今大会は男女各18チームが出場。予選ラウンドは3週間で12試合を戦う。予選ラウンドの上位7チームと開催国の計8チームが、男子は中国・寧波、女子はポーランド・ウッチで行われる決勝ラウンドに進む。