[アルビ試合後リポート]3連敗、計10失点…泥沼はいつまで続く? 監督・選手の思いは

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 サッカーJ1アルビレックス新潟の熱い戦いが続いています。紙面でも試合の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。

6月29日第22節ホーム町田戦後

新潟0ー4町田・守備崩壊…町田に完敗、リーグ戦3連敗

監督会見のほか、GK藤田和輝選手、DF堀米悠斗選手、DF早川史哉選手、MF秋山裕紀選手、DF稲村隼翔選手に話を聞きました。

◆止まる、歩く、サボる…一瞬が明暗を分ける 町田・黒田剛監督

(試合の総括の方、お願いします)

はい、お疲れ様です。今日は3連勝をかけた本当の大一番だったということで、ただ、そこにあまり気を寄せることなく、目の前の一戦ということで取り組んでくれたということがまず大きかったと思うんですけども。もちろん、新潟さんも監督が変わって2戦目ということで、色々なモチベーションやパワーというものが大きく加わる中で、そこに飲まれることなく我々もしっかりとパワーアップしていくというところ、立ち上がりから粘り強い守備の中でしっかりと攻撃を、まずは1つ取って前半折り返そうというところをしっかりと選手たちが実行してくれたなという風に思います。

今日は選手たちが喪章を付けての試合ということになりましたけども、ゼルビアにすごくいい風を送り込んでくれた森下仁之さん(アカデミーヘッドコーチ)のご逝去から、選手たちがまた1つギアを上げたような気もしますし、やっぱり天国からね、見守ってくれたということも、すごく選手にとってもいい風を吹いてくれたなっていう風にも思いますし、それが選手たちのモチベーションになったということも言えると思いますので、今日はそういった意味で、クリーンシートで、そして大量得点で勝てたことはすごくチームにとって良かったなっていう風に思います。シュートブロックも含めて、ゴール前では体を張り、ゴールマウスにボールを飛ばせないような魂のある守備もしてくれましたし、そしてシュートチャンスを多く作ってくれたことも、しっかりと我々が1年、1週間かけてトレーニングしてきたことの成果がよく出たと思います。 少し休みが入って、また次ホームに戻りますけども、まずは1つ、もう1つ積み上げること。そして、もう1つ勝てれば首位の背中も見えてくると思いますので、そこからしっかりと追走できるようにですね、頑張っていきたいなと思います。

(前半は新潟にパスを回され、進入されることも多かったが、修正は)

そうですね、当初というか最初からね。センターバックの前のポジション、スペースっていうのをしっかりとボランチが埋めておくこと。やっぱり人に引きずり出されて、そこがスカッと開いてしまうとやっぱりシュートまで持っていかれるっていうことも含めて。ただ、ある程度持たれることは想定しながら、そのボールを奪った後の攻撃っていうものにベクトルを向けてやろうということ。そして最後は、やっぱりゴールマウスのところは人と、それから人をしっかりと捉えるということ、それからシュートに対しては確実にゴールを隠し、身を呈して防ぐことというのを始終やってくれたと思いますので、まあほんとに危ないっていうような場面はそんなに作られることなく、ゲームを進められたんではないかなという風に思います。やはり新潟さんのね、クオリティ、パスワークっていうのはJ1の中でも屈指ですし、やっぱりその辺っていうのはある程度我慢しながら、我々のサッカー、セットプレーも含めたね、サッカーでしっかりと持っていけることが今回のテーマでしたので、それをしっかりと選手たちがやってくれたなと思います。

(今日、相馬選手が2ゴールで素晴らしいパフォーマンスだったと思う。改めて今日の彼の評価を聞かせてほしい)

そうですね。もちろんシュート、2ゴールっていうのは素晴らしかったと思うんですけど、やっぱり守備がすごく冴えてたなと。で、ボックスからボックスまでのランニングっていうのを怠ることなく、または中を締めながら、しっかりと外に誘導するプレー、プレスバックをして相手を挟み込むプレーっていうのもですね、前にこう、攻め残ることなく、しっかりと彼も勝利に向けて、そういったところも細かいところまでやってくれたなっていう風に思いますし。今日はやっぱり止まることとか、歩くこととか、または一瞬の隙を突かれる、またちょっとサボるとか、スライドをちょっとこう遅れていくとか、そんな一瞬の出来事が、おそらく明暗を分けるなということで、選手たちにもやっぱり常勝チームになるためにはやっぱりその細かいところまで、最後までやりきらなきゃならないということはミーティングの中で話してましたけども、それをまさにね、選手たちがしっかりと実行してくれた、そんな成果だったと思います。

(守備でボランチのスペースを埋めると話していたが、前の3人はかなりいい引っかけ方をして得点にも繋がった。その指示や評価などは)

そうですね。もちろん誘導から規制をかけながらボールを外回しにさせることもそうですし、やっぱり結構こう、中にすこすこ入れてくるのが上手なので、何本かやっぱり入れられることはありましたけども、しっかりとそこからプレスバックできるようにということと、それから、シャドーがしっかりと中を閉めつつ、できれば2度追いしながら、2度追いできない場合はウイングバックが強く出るというところのトレーニングをしっかりしてきましたので、その通りにボールをしっかりと誘導することができたのかなっていう風には思います。

◆変わらずにぶれずに「次に向けて準備」 入江徹監督

(試合の総括をお願いいたします) はい。今日、前半は自分たちの狙いとしていたものっていうのが多く出せた部分が多かったのかなといったところはあったんですけども、最後のところのフィニッシュに至るところの、相手のアタッキングサードのところでもうひと手間、もう一工夫っていうのがあれば、ゴールにより近づけたんじゃないかなっていったところが前半の課題だったのかな。で、その中で自分たちはやっぱりエラーから失点してしまった部分は反省したいところです。 後半はそこを意識しながらで、攻撃の面では進めていきながら、その最後のところといった部分と、前半はどちらかというとシュート打たされている部分っていうのもあったんで、そこをもう1つ自分たちで仕掛けたりといったところのアイデアがあれば、点には近づけるんじゃないかっていう話をした中でやったんですけど。今度は距離感がちょっと悪くなってしまったところから、またエラーのところで失点してしまったりという部分で、流れが悪くなってしまった部分があったんですけども、最後のところでまた自分たちで修正した中で、攻撃はいい形で勢いは出たんですけど、結局最後まで得点が奪えなかったっていうような形だったのかなと思います。 (GKに藤田選手起用の理由と、藤原選手欠場の理由は?)

はい。まず...

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