アマゾン、60万人分の仕事を2033年までに自動化──代替リスクがある「5つの職務」(Forbes JAPAN)

米アマゾンの戦略に関する内部文書によると、ロボットや人工知能(AI)の導入や全体的な自動化の推進で、2033年までに本来人間が担うはずの60万人分の職務が代替されるようになるという。 米国で2番目に雇用者数が多いアマゾンの方針は、将来仕事がどのような方向に向かうのかを強く示唆している。アマゾンのほとんどの職種がこのかなりの変化の影響を受け、多くの労働者がプランBを必要とすることになる。いずれにせよ、AIがいかに大規模に労働力を混乱させているか、そして他の分野でのスキルアップと新しいスキルの獲得の必要性を痛感させるものだ。 忘れてはならないのは、アマゾンは今後販売量を倍増させる計画を立てているにもかかわらず、このような事態が起きている点だ。 アマゾンのこの戦略を最初に報じたのは、米紙ニューヨーク・タイムズである。記事を執筆したカレン・ワイズは「アマゾンの計画は、全米のブルーカラーの雇用に大きな影響を与え、全米最大の民間雇用主であるウォルマートやUPSのような他の企業のモデルとなる可能性がある」と指摘している。アマゾンは倉庫保管や配送の仕事に対する大きな需要を生み出し、米国の労働力を一変させた。しかし今、同社が自動化の道を切り開くにつれて、これらの職務はより専門性が高く高給、かつわずかなものになる可能性がある。 ■AIと自動化で最も脅かされる職務 レイオフが相次いだり、リストラされる恐れがある場合、通常、その対象となる職務は反復的または型にはまったものである傾向がある。 また、これらの役割には戦略や強力な意思決定、創造的なスキルは通常必要とされないため、脅かされたり自動化の影響を受けたりしやすい。 アマゾンがグローバル展開する事業でAIの導入を強化する際に、取って代わられそうな職務を以下に挙げる。 (1) 倉庫作業と注文処理作業 (2)エントリーレベルのロジスティクスとラストマイル配送(ドライバーレス配送を念頭に) (3)事務 (4)エントリーレベルのカスタマーサービス (最近アマゾンで注文したことがある人なら、チャットボットが人間のオペレーターの代わりに顧客からの幅広い要望に対応し、優れた仕事をしていることを知っているだろう) (5)エントリーレベルのコーディングとウェブ開発

Forbes JAPAN
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: